『テディベア』を知ってますよねぇ?
この『テディベア』さんの名前は商標登録された事が全然～ありません♪
だいたいねぇこれぞテディベアってものも無いの～
布製でも木彫りでもテディベア!!←北海道の木彫りもカイナ??
だけど・・・・誰にでも愛されるテディベアは何でテディベアなんしょうか???
それは１９０２年の事っス!
１９０２年アメリカの第２６代大統領のセオドア・ルーズベルトがミシシッピー州に熊狩に行きます～
この時の熊狩は大失敗で一頭も獲物が捕まりません。
サスガに不味いと思ったのか・・・大統領のお付の人が年寄りの熊を捕まえて←小熊と言う説もあります～
熊を木に括り付けて・・・・この熊を鉄砲で撃つように言いました・・・・・
でも大統領は『そんなスポーツシップに反する事はできん!!』と断固拒否!←スポーツなんかい???
この木に括られた熊さんを逃がしましたぁ～♪
この出来事をクリフォード・K・ベリーマンが風刺漫画にしてワシントンポスト紙に掲載したからさぁぁあ大変!!
ルーズベルト大統領の支持率はアップ!!
この人気にあやかって作られチッタのが
テディベア!!なじぇにテディベア?
ってお思いの貴方♪
それはルーズベルト大統領の愛称が『テディ』だったから♪
テディベアの日はこのルーズベルト大統領の誕生日が１０月２７日だから!
それにちなんでのテディベアの日です♪
テデイベア誕生の話には二つあるんすよ～
アメリカ誕生説とドイツ誕生説です♪
まずはアメリカ説!!
ニューヨークのブルックリンのお菓子屋さんのモリス・ミットムさん登場!!
モリスさんはロシアからの移民～
モリスさんは奥さんのローズさんに熊さんの縫いぐるみをつくってもらって～お店のディスプレーに大統領の漫画記事といっしよにして飾りました!!
勿論、名前はテディベアです♪
このアイデアは大成功でモリスさんは大成功!
アイディアル・ノヴェルティ・アンド・トイ・カンパニー　と言う玩具のメーカーになりました。
ちなみにモリスさん。
ルーズベルト大統領にテディベアを名づける許可をもらっていると話していますが・・・・・手紙は残っていません。
モリスさんの奥さんローズさんの作ったテディベアも残っていません。
残念ですね。
さて、ドイツ説にいきましょうか。
ドイツのギンゲンにマルガレーテ・シュタイフと言う女性がいました。
マルガレーテさんは小さい頃に小児麻痺にかかってしまい、
両足と右手が不自由でした。
このマルガレーテさんは体が不自由なのにミシンを反対に向けて使いこなし（右手が不自由だってからです）、手先が器用でセンスも良くって仕立て屋さんをしていました。
ある時、マルガレーテさんは義理の妹へプレゼントにフェルトを使った象のピンクッションを作りました。
それが大評判になって犬、猫、猿、馬、など色々な縫いぐるみを作って好評で～お店は大盛況!!
甥っ子達もお店の仕事に加わって・・・・事業に拡大ス～
さてさて、これからがテディベアの登場ですよぉ～
マルガリーテさんにはリチャードと言う彫刻の勉強をしている甥がいました。
その彼が動物園で熊をスケッチしてきたのです。
この熊のスケッチからマルガレーテさんが
テディベアの原型『55PB』を誕生させたんです♪
１９０３年シュタイフ社←マルガレーテさんの会社ですよ♪
『55PB』をライプチッヒの見本市に出展!!
モヘアで作った『55PB』は大きくて重かったし、値段が高かったので人気になりませんでした。
それどころか酷い評価です。
マルガリーテさんはがっかりしていました。
でもね・・・・世の中、どうなるかはわからない～
この酷評の熊さん『55PB』!3000体も売れチッタですよ～!!!
実はこの見本市にアメリカから来たバイヤーの人がいました。そのバイヤーの目にとまったんです!!
この『55PB』は海を越えアメリカへむかいました。
そうして、ルーズベルト大統領の晩餐会でテーブルディスプレイに飾られたんです!!
マルガレーテさんの
『55PB』がテディベア
と呼ばれて大ブーム!!!
これがドイツ誕生説です♪
マルガレーテさんは体のハンディを乗り越えて
見本市の不評と言う危機も乗り越えて
優しい縫いぐるみは子供たちの夢になったと言うお話でしたぁ～

ちなみに『55PB』と言うのは
熊の縫いぐるみの座高が55センチ
Plush←毛の生えたモヘア生地
Beweglich←動かせる
（手も足も首もジョイントで動きました）
『55PB』は製品の暗号シタ♪