Nicotto Town


お気楽夏子の部屋


クリスマスに欲しい・・・パレスチナの和平


今年のクリスマスには、巷のジングルベルの喧騒のなかに
この日本で御馳走を食べる予定のワタシではありますが、
七夕のときのお題の願いのように、やっぱりこんなことを、
平和な自分の日常のひとときに、遠く想いをはせることを、
してみたいと思っていますー。

ちょうど十年前の一九九九年、バックパックを背負って
ヨーロッパに一人旅なぞしておりましたワタシは、
その延長に、イスラエルという国を訪ねたのでございます。

キリストの足跡に、それまでながいこと関心があったので、
イェルサレムの聖墳墓教会をはじめ、
育ったナザレや、布教をはじめたガリラヤ湖のほとりなぞを
そぞろ歩いておりました。

そうしてそのときのワタシに、自分のそれまでのキリストへの
関心以上に、パレスチナという場所への意識が
沸き起こり、以後も蝋燭の灯りの細々とゆらめき続けるように、
ワタシのなかにあるのでございますー。

イスラエルという国の建国は、一九四八年五月、
当時、統治領としていたイギリスの、じつに三重の外交に端を発している、
『バルフォア宣言』がそのもとになっているのですが、
かの『宣言』ですらさえも、「パレスチナに現存している非ユダヤ人社会の
市民的・宗教的諸権利や、他のあらゆる国々に住むユダヤ人が
享受している政治的な権利や地位を侵害しうるようなことは、
一切行われてはならない」とうたっていて、
けっして、今のような、先住のパレスチナ人の権利を奪いながら
新しい入植を進めていくような、建国の理念ではないのです。

十年前に、パレスチナに拡がる茫々たる荒地を歩いたことを、
今宵の赤ワインのむこうに思い出しながら、
このキリストの生誕と受難の地の、和平が安かれん、と
願ってやみません~~~。

ちょっと早いけれど、東アジアの、温暖な地域から、メリー、クリスマス!!
(↑オマエ、モウ、酔ウテシモウトルヤロ~~)


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2009/12/23 10:42
☆じじ太郎さま
酔っ払いながら書くと、どうも真面目なことを
ウカウカと書いてしまったりします~(^^ゞアトノマツリ

じじさま、そうなのですー(^_^;)イェルサレムは三つの異なる宗教の
聖地となっているわけですが、また、その同じ宗教の中でさえ、
いろんな宗派に分かれているのですから(まあ、仏教でもそうですがねー)
ううむ~、といった感じであります

ゴルゴダの丘の上に立った、聖墳墓教会の中でも、
それぞれの大切な場所の管理に、異なる教派があたっているわけでして、
つくづく、セクトというものの源流を見たような気がいたしました~(゜-゜)
セクトというものを生むのは、じじさまのお説の通り、
人間のサガでありましょうか・・・ま、ま、乾杯~(^◇^)
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2009/12/23 10:24
☆reiさま
実際、イスラエルに行って感じたことはねー
気候や風土というものと宗教とは大きな関わりがあるのではないかと
いうことですね~(・o・)地中海式の、さほど暑くはなかったりする気候
なんだけれど、人間が手を入れる、つまり灌漑をほどこして、
牧草地や畑にして耕していったりするのには、たいへんな歳月を
積まなければならない、険しい荒地が、茫々と広がっているのよー

こういう荒地や砂漠には、やはり一神教の、絶対に強い神というものが
必要なんだろうな~と、日本の瑞々しい水田や山の緑を思い浮かべながら、
納得のいったワタシでありました~(゜-゜)

イェルサレムの中に、これら三つの「聖地」が併存しているのは、
奇観ではありましたが、まったくもって面白かったです
「絶対的な価値意識」、というものは、なかなかに譲れぬもののようデスなー(゜-゜)
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2009/12/23 10:04
☆Tokioさま
百聞は一見かも知れませぬねえ(^_^;)テレビや新聞、ネットなど
インドアにて摂取できる情報量も多いのですが、
やはり、その場所に足を運ぶことによって「実感」、
気付かされることは多いです~
まあ、逆にいうと、知識や情報がなく、ただ行ってみても
仕方がなかった、ということはありますがー(^_^;)

そうですね、こんなワタシはふだんのシゴトのやり方でも、
けっこう現場主義的なトコロがあるかな~(^^ゞ
これは、ワタシに最初に仕事のやり方を教えてくれたひとの
影響もあるのですが、新しくお願いすることになる、
印刷所やデザイン事務所なんて、作業してるところを、
最初に必ず見にいっちゃうもんね~(^o^)
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2009/12/23 09:13
うんうん 酔う為に飲む いいのでは
しかし 聖地も困ったもんだ 派が違うと考えも違う
やはり人間のサガがそこに見えますね 乾杯
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2009/12/23 08:14
多神教国家日本で育ってしまうと判らない一神教の世界。
(私は日本の本質は日常に神がいるのが当たり前すぎて、気にもしない多神教と思ってます)
未だに、同じ宗教から分離していった、ユダヤとキリストとイスラムが
ここまでいがみ合うのか、理解できていません。
夏子さんみたいに現地を見れば、少しは感じられるのでしょうか。
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2009/12/23 02:42
夏子さんすごいですねー
やっぱり、教科書や新聞などで習ったり読んだりすることよりも
実際にその地に1日身を置くことの方が、よほど有意義だし
深く知れる事ってたくさんありますよね^^
前にも書いたかも知れませんが、夏子さんのその好奇心と
行動力は見習うべきものがありますね^^
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2009/12/22 22:43
☆フーイさま
日本では、いや、世界的に(?)「ミレニアム」という言葉で
話題性のあった、世紀末の一年でしたね(^-^)
ワタシはなんだか、日本に閉じこもっている気がしなかったのですよ~
あれから十年。ずっとこの日本を出たことがなく、
そう、よその国に出かける必要を感じることがないほどに、
この国が安らかに暮らせる、どこよりも居心地のよい国であると、
フーイさんが思われるのでしたら、それは素敵なことなんじゃないかなあと
ワタシは思ったりします(・o・)
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2009/12/22 22:30
☆みっちゃん
イエスの生涯を描いたマンガというのは、
まだ知りませんが、ブッタを描いているものなら、
やっぱり、手塚治虫の同タイトルのものかなあ~(^-^)
よく書き込んであって、読み応えのあるものですー
「聖☆お兄さん」というマンガは、知らないけれど、
タイトルといい、なかなかユニークですな(^◇^)
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2009/12/22 21:57
1999年と言えば、私はのほほんと日本でノストラダムスの予言の行く末を
何も起きないねと思いながら過ごしていた時分です。
バックパックを背負って一人旅とは良い経験をされた事でしょうね*
ずっと日本から出たことのない私には世界のことまで頭にありませんでしたが、
どこの地でも安らかに暮らせる世になって欲しいものですね。
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2009/12/22 20:46
゚+。(ノ`・Д・)ノオォオォ。+゚
何か凄いです^^
歴史をちゃんと勉強しなかったので、イエスキリストのこと、詳しくありません。
夏子さんは、実体験してきたのですね♪
今読んでいるマンガ「聖☆お兄さん」にイエスとブッタが出てきます。
これが、なかなか面白いのですw
幸せなイエスとブッタが出てきますよ!



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