Nicotto Town


遠路はるばる


ギャフンと言われる


前回のクロスワード事件(?)の後のことです。
夕食後の休憩時間に皆でクイズ番組を見ていました。

ここぞとばかりに先にクイズの答えを言って挑発する父に
負けじとやっぱり先に答えを言おうとする私。

「このクイズの答えは○○だ!」「違うよ!□□だよ!」
・・・まあ、どちらも外れているので決着はつかないのですけど。

それでもたまには答えが当たることもあるのです。
今回は父が先に答えを当て、またもやドヤ顔で私を見て
「悔しかったら俺のことをギャフンと言わせてみろ~。わはは」と言いました。

さすがに「え?」と聞き返しても引っかからないだろうと思った私は
次からのクイズの答えをズカズカ答え続けて、話す隙を与えない方法にでました。

自分が答えを言うチャンスが掴めない父は悔しさをにじましていたので
それをドヤ顔で見返してやりましたよっ!

・・・でも、そのすぐ後、出演者さん達のトークが聞こえなかった母の
「ギャフンと言わせることに何の意味があるの?言わせればそれで満足?」という
冷ややかな口調の言葉&爽やかな笑顔に恐怖をにじませました。

「あれ?ここ、界王星?重力、地球の10倍?」というような威圧感に堪え、
その後は父も私も静かに行儀よくテレビを見ました。

見ていたクイズ番組が終わり、明日の予定が変わったことを思い出したので、
それを伝えておこうと思い、「あのさ、明日なんだけど「ぎゃふん」

・・・・?「あの・・明日・・「ギャフン!ギャフン!」「あ・・あの・・」
「ギャフン!ギャフン!ギャフン!あ~ギャフン!ギャフン!」

話す隙も与えてもらえませんでしたよ。

その時の「これで満足か?」というような母の、ものっすごいドヤ顔に大ギャフン。
オマケにやっぱりそそくさと散歩という口実と共に逃げ出す父にも大ギャフン。
喜んで!父!私は心の中では何度も貴方に「ギャフン」と言わされています!

その場に取り残された私は、母に反撃!!
・・・する勇気もなく平謝りの後に、隠し持っていたお菓子を差し出しました。
楽しみのおやつまでなくなってしまって、大大ギャフン。

私が母にギャフンと言われているというのに、
まるでこちらがギャフンと言わされたかのような敗北感なのでした。

それにしても、父は一日に何度散歩に行くのでしょうか・・・。
その問題の答えは謎のまま迷宮入りです。

フリマで白ガチャ28弾探偵シリーズアイテムを交換して下さった方に感謝です♪




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