Nicotto Town



祈りの幕が下りる時


またまた、アマゾンプライムで無料だったので


みてみました。。

なかなか練られた物語でした。

内容は、非常に重く辛く切ないものでしたが

引き込まれてあっという間に2時間がすぎました。

東野圭吾の小説はちょっとねちっこくて苦手で

「秘密」と「白夜行」しか読んだことがないのよね。

「白夜行」の時も思ったし、東野圭吾本人も清張先生好きを認めてるように

東野圭吾は平成の松本清張だよね〜。

特に今回の「祈りの幕が降りる時」は映画「砂の器」へ

オマージュ溢れる内容でしたね。

ただし、清張先生の小説「砂の器」は完全な駄作です。

後半にいくにしたがって収集がつかなくなって

あまりにも不自然なトリックになってしまい

清張先生自ら駄作と言ってるほどです。

なので、映画が完全に原作を超えた、って感じ。

そういう意味では東野圭吾の小説は清張先生以上の完成度があるかもね。

「祈りの幕が下りる時」もすごく良かったけど、

東野圭吾の映画では「真夏の方程式」が本当に心に響いたわね〜。

こちらも幼い少女を自己犠牲をしてまでも守り抜く絆の物語だけど、

この物語と並行して少年とガリレオこと湯川先生とのふれあいと

湯川先生の少年の思いがあいまって、

このサイドストーリーがあるからこそ、

物語が終わったあとも深い余韻が残るんですよね。

この映画を見ると、真夏の伊豆にとっても行きたくなります。

そして時折みたくなる映画です。

青空にロケットを打ち上げるシーンがほんとにいいのよね。





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