Nicotto Town



ヘリオトープ


といえば


漱石先生の「三四郎」。

そして

その中の一節。


「ヘリオトロープ」と女が静かに言った。三四郎は思わず顔をあとへ引いた。

ヘリオトロープの壜。

四丁目の夕暮。

迷羊(ストレイ・シープ)。迷羊(ストレイ・シープ)

空には高い日が明らかにかかる。

「結婚なさるそうですね。」

思いを寄せていたマドンナ美禰子嬢との切ないやりとり。。。

三四郎は、まあ振られるわけですが

ロマンティックな一場面ですよね。

夕暮れなのに「空には高い日が明らかにかかる」とはこれいかに。。。

三四郎のグルングルンな心情があらわれてる、ってところかしら。

明治の文豪とか言われてる

漱石先生ですが

そうはいっても

当時の流行作家。

平成の文豪、っていったら

いったい誰になるんでしょうね??

流行作家の中で

100年先まで読んでもらえる作家は

いったい何人いることでせう・・・





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