Nicotto Town



そして、秒速5センチメートル


をみた。


「天気の子」の地上波放映に先駆けての

過去の作品上映。

こちはら視聴する前に

以前映画評を読んでしまったので

ちょっとバイアスが入ってしまったかもしれないけど。

高校生時代の逸話とか

岩井俊二の「ラブレター」とかを思い出す〜。

それにしても

いろんな人が評論している。

それだけ

深海監督の作品は

そうさせる魅力に富んでいるんだろうな、と。

「秒速5センチメートル」は、

遠距離になった初恋の相手が忘れられず

殻に閉じ込められた思春期と

その後

殻から開放されるお話、とみた。

こじらせ男子のナルシスト物語、と

評する人がいたけど

それもぴったりな気がするし、

「初恋」をカモフラージュにして

人生のブラックホールに飲み込まれちゃった

鬱展開な話、と

評する人もいた。

1話目で

雪で遅れて到着した駅で女の子が待っていて

彼女の手作りのお弁当を食べて

12時近くまで駅舎で過ごし、

そのあと

初キス、道端の小屋で一晩語り明かし

そして朝、

再び列車にのり帰京。

という展開があったけど。

このシーンはほんとうなのかな、と。

常識的に考えて中1の女の子が一人で

駅舎で待っているはずはない。

親が一緒か

さもなくば親に迎えにきてもらって

帰宅しているのではないかな、と。

そうすると

どこからかは

男の子の妄想の物語なのではないか、

という気もしなくもない。

手紙を風に吹き飛ばされてなくしてしまった時点で

力尽きて本当はそこで帰ってしまったのではないか、と。

女の子が手紙を渡せなかったのは

本当は会えなかったからではないのか、と。

あるいは駅についた時は当然彼女の姿はなく

ひとり小屋で朝を迎えたのではないのか、と。

もう一度見ないとわからないけど、

女の子の思い出の中に

二人があったシーンはあったかな??

だから

ほんとうの気持ちを綴った手紙を渡せなかった

男の子の後悔の気持ちの始まりと終わりを、

その時に終わってしまった初恋への

執着の始まりと終わりを

描いているのかな?とも?


なんとなく見ていて

村上春樹を思い出してしまったわ〜。

つうか

わたしも4年くらいひきづったことが

あったから

ちょっと重ねて見てしまったのかも、うふふふふ(笑)。

別れたあとも

何度も夢に見て

あのあとも付き合ってたっけ?

とか

夢と現実が入り混じった一瞬も

あったりしてねえ。。

なつかしいぜ。


アバター
2021/01/13 07:28
>>あかねさま
60分ちょっとの短い物語です。
映像は、特に2話目がとても美しいですよ。
鬱展開かどうかは、3話目をどう見るか、って
ところなのかな??
ぜひ、ご覧くださいまし!
アバター
2021/01/12 20:28
こちらは 観たことがなかったので
わかりませんが
村上春樹は 一時期ハマっていたことがあるので
「鬱展開な感じ」の言葉で
何となく内容がつかめる気が・・(笑)
今は 基本ハッピーエンドなお話が好きですww



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