Nicotto Town



へんなおっちゃん


こどもの頃


暮れからお正月にかけては

親戚一同が会す

父の実家に行くのが習慣。

母は忙しく立ち働いていたけど

こどもの私は

することもなく台所にあるTVばかり

眺めていたのだけど。

その中で

ほっぺたを丸く赤く塗ったおっちゃんが

なぜかこどものふりをして出てくる

お芝居があった。

「この人、おとななのに

なんでこんな変なお化粧して

こどものふりしてるんだろ〜。

へんなの〜。」

と思いながらみていたのだけど、

こども心にも

そのお芝居が染みて

ひとり感動しながら観ていたことを思い出す。


それが藤山寛美演じる

松竹新喜劇だと知ったのはずいぶん後のこと。

あらためてウィキを読んでみたら

かなり破天荒な人だったよう。

天性の役者で遊びも芸も一生懸命。

このあたりは

歌舞伎の勘三郎にも通じるものを感じる。

それにしても

藤山寛美は60歳、勘三郎も57歳でなくなっている。

芸に一生を捧げ

身を粉にして舞台に立ち続けた

役者さんは

あまり長生きはできないのね。。

それだけ過酷な毎日を送っていたと。

そして

その芸事は語り草になっていくのかな。。。

ということを

今週の「おちょやん」で

ほっしゃんこと星田秀利が演じた

マットん婆さん

をみておもいだしたのでした。

ほっしゃんのマットん婆さんも泣かせてくれました。

ほっしゃんは吉本なのに

しっかり松竹新喜劇のテイストになっていると

思った次第。

って

わたしは北東北育ちなので

上方喜劇は

ようわからんのどすが(どこの言葉??)

それでも

藤山寛美や今回ほっしゃんが演じたマットン婆さんみたいな

人情喜劇には

とことん弱いのだと

おもったのでごじゃいました。

追>

そういえば

今思うとこどもの頃から渋い趣味で

昔のtvドラマは時代劇が多かったってこともあったかもしれないけど

中村梅之助、大川橋蔵が大好きで、

歌手にいたっては

「あのひと超かっこいいよね」と母に言ったら

「男は顔じゃないからね」と返された

松崎しげる、も好きだった〜。

そういえば、梅之助が好きなこどもだった、

と言ったら

かつての同僚に

チーママみたいな趣味、といわれたし〜。

って、年ばれるぅ(笑)。

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2021/02/22 20:45
七条、姫さま>>
加藤剛さん、これまた渋いところですね。
この方も、今で言うところのイケメンで
スマートな役者さんですよね。声もよかったし♪
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2021/02/22 16:18
藤山寛美さんはよく存じ上げないんですけど
大川橋蔵=銭形平次
中村梅之助=伝七捕物帳 大河ドラマの主演をされていたのは知っています
昔は時代劇が多かったですよね~

因みに私の一番のお気に入りは 加藤剛さんです(o´艸`)
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2021/02/20 11:29
⭐️kaboさま
ほんとに年がバレバレです(笑)。
こどもの時は渋いとかどうとかは全くわからなかったのですが、
長じて振り返ると渋いこどもだったな、と思います。
初めて読んだ漫画も高階良子の「パノラマ島奇譚」。
やっぱり、渋い趣味でしたね(笑)。
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2021/02/20 11:12
出てくる人物が渋いですね~
ブログでkikiさんを存じ上げてるので何だか想像し難いです(笑)
私は時代劇は苦手ですが、若し頃は大阪に住んでいたので松竹新喜劇はテレビで観てました。
寛美さんは浪花のスターでしたからね。
歳がばれますね(*´▽`*)アハ



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