Nicotto Town


クルーソー


本チョコだから!


「これ! 本チョコだから!」


文庫本より
少し小さ目の四角い箱は
綺麗な紙で
ラッピングしてあり

リボンも十文字に掛け
ハート型の
メッセージカードも
挟んでありました。

差し出された
チョコレートを
受け取りながら

息子は
照れくさそうに
小さな声で

「ありがとう…。」

バレンタインデー。

息子の小学校クラスメート
女子4~5人が

それぞれ
小さなチョコを持って

男子の家を
配って回っているみたいです。

そして
その中の
一人の女の子が

大きな声で
息子へ声を掛けた時の
言葉でした。

遠い昔

息子が
小学校の三~四年の頃の
出来事です。

傍にいた私は

息子以上に
ビックリ仰天して

目が点に成り

その場で
固まっていました…。


今や
当の息子も
二十代も半ば過ぎ

最近
ダイエットに

ウォーキング

ウエイト・トレーニングまで
始めたらしいけど

中々

彼女はねぇ…。

この
バレンタインの出来事は

思い返せば
息子の黄金時代の

華のような出来事で

夢の様な時代は
直ぐに

通り過ぎて
しまっちゃったんだよね…

アバター
2016/02/16 19:21
いえいえ

にゃあこさんのエピソード
初耳です。

にゃあこさん
手作りのチョコレートですか…

“「てめえ! 恥かかすなよなあ」”ですか…

照れ隠しとは言え
もう少しデリカシーのある言葉が…

私でしたら…。


残念ながら

私が小学校の頃

いえいえ
中学とか
高校の時代でさえ

バレンタインの風習は
全く無く

当然
チョコレートを頂いた記憶など
全然ありません。

だって
バレンタインって
最近のイベントだよね?…

えっ
昔からあった…

アバター
2016/02/16 17:28
あら! クルーソーさんのお話かと思ったら、息子さんのお話だったのですね。

可愛い小学生たちの姿が目に浮かびそうです。

親御さんもいるところでそんなドラマが繰り広げられていたのですね。
ほほえましいですよね。

息子さんにとってもきっと大切な人生の思い出の一ページでしょうね…。


私も好きな男の子にチョコレートをあげたことがありました。
もう少し大きくなって、確か6年生の時だったと思います。

ハートの型にチョコレートを流して、こんぺい糖を散らしました。

机の中に入れておいたら、クラスは大騒ぎに…。

「てめえ! 恥かかすなよなあ」と言われておしまいでした。

このお話、以前も聞いていただいたかもしれませんね...。




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