白い月の光の中
心を染めて下さい
わたしの心を
あなたと同じ白色に
それは少し冷たく
澄んだままに
月の光で染めて下さい
わたしの心を染めて下さい
星のかすかな揺らぎな中で
風のかすかなささやきの中で
あなたと交じりあう
そんな瞬間をわたしに下さい
月の光で
何かを染められないかなっ...
白い月の光の中
心を染めて下さい
わたしの心を
あなたと同じ白色に
それは少し冷たく
澄んだままに
月の光で染めて下さい
わたしの心を染めて下さい
星のかすかな揺らぎな中で
風のかすかなささやきの中で
あなたと交じりあう
そんな瞬間をわたしに下さい
月の光で
何かを染められないかなっ...
むかしむかしある村に大金持ちがいました
倉の中には千両箱が3つもあるとのうわさがありました
さて
その家には二つの言い伝えがありました
一つは
裏庭に宝物を埋めてあるというもの
もう一つは
困ったとき以外掘り起こしてはいけないというものだ
埋めた場所を書いた地図は
仏壇の引き出しの桐の箱に入...
とある村の事でございます・・・
村はずれに親子が住んで居ました
母はキヨ、子供はタケといいました
その日暮らしがやっとの
貧乏な暮らしをしていました
ある日キヨが病に倒れましたが
薬代がありません
タケは山へと薬草を採りに入りました
「母さんを治すんだ」
タケは山の奥へ奥へと
薬草を求めて...
今日の
暗闇の中
微かに映る
愛の影をめくり
わたしはその中へと
そっと入り込む
静かな
暖かさがそこにはある
そこで
どの位眠ったのだろうか
涙にぬれた影を抱きしめ
その香りを嗅ぐ
時を告げないまま
溶けていく時計の針が
小さな水滴となって
音も立てずに落ちてくる
ああ
夜が明けて...
ここはある郊外の街
そこに小さな喫茶店がありました
カウンターに6人が坐れるだけの
とてもコーヒーが美味しいお店でした
年老いたマスターが
一人で店を切り盛りしていました
夕方の5時半今日も満席です
でもお客さんを数えると7人
いつもそうです
コーヒー好きのお化けが必ず一人居るんです
4人...