今年うちの植木に産みつけられていたカマキリの卵は
保育園に持って行って
園児にプレゼントしたから大丈夫だと思っていたのに…・

甘かったです。

思い起こせば数年前ガレージにカマキリの卵を産みつけられてから
戦いの火蓋は切って落とされました。

知っていたんですよ。
ガレージのサッシにカマキリが卵を産みつけたのは・・・・・・
触るのも気持ち悪いし、ほっとけばいいか・・・・・
安易な気持ちでそう思い放置してしまいました。

大失敗でした！

ある日、自転車で出かけようとして、
サッシの下にとめてある自転車に向かいました。

愕然としました。
自転車の周りには、山のようなカマキリの死がいがありました。
もちろんかごの中にもあちらこちらにいっぱいです。

死んで当然です。
ガレージの中には彼らの餌になるものは何一つないんですから！

うわ～。こんな事になるならあの時とっておけばよかった（涙）

後の祭りです。

それから毎年毎年植木にカマキリが卵を産みに来ます。
もちろん駆除しちゃいます。

今年は園児にプレゼントしたからオッケーなはずでした。
しかしですね、
久しぶりに和室の障子をあけてびっくり。
網戸に山のようなカマキリが・・・・・・・
ほとんどは網の外側にいますが、
結構な数が網戸の内側に入り込んでいます。
入ってきたんだから出ていくかも・・・・・
一日放置しても出て行きません。

自分で触るのは嫌なので、扶養家族に

「ねえカマキリが家の中にいっぱいいるよ」

「どこどこ！」

「網戸のとこ」

「大変早く逃がさなきゃ！」

「そうだね。でも触れないし」

「小さくって潰れちゃうから？」

「う～ん・・・・」

ホントは嫌いだから触りたくないんだけれどね

「やってみる！！！」

おお！素直な良い子じゃ！
カマキリを手に上手くのせました。

「わ～～～～～どこに逃がせばいいの～！！！」

「外」

「どこからよ～！」

右往左往しています。
何にも考えずに手にのせちゃったんだね。
しょうがないので反対側の窓を開けてあげました。
いっこうにはかどらず、終わりそうもありません。
結局逃がすのを手伝う事になっちゃいました。

「この柵の上にのせとけばいいかな？」

「なんで？ぽいって放り投げれば飛んでくじゃん？」

「ええ～！カマキリって飛ぶの？」

「・・・・・・」

飛ぶさ～。

「カマキリ助けてあげてんだから、恩返しに来るかな～？」

「何いってんの。来るわけ無いじゃん。
　　　　　　　　　　お父さんが蛇助けた時恩返しに来た？」

「来なかったね。でも助けたのに？」

「だって考えてみて、ティッシュでつんつんされたり、
　　　　　　　　　　　　　追いかけられたりして嬉しいと思う？」

「思わんねぇ。じゃあ呪いとか？」

「・・・・・・・」

でも、恩返しの方がいいなぁ～

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