Nicotto Town


雪うさぎが呟く


ハリネズミを掻く

昼間は死んだように寝ている針達だが、夜が更けてくると巣箱からでて体をじゃりじゃりと掻き始める。体が柔らかく、短い足でも、体をくねらせてかなりの面積を掻けるらしい。

猫が毛繕いをするように、針繕いをするのか、地肌のお手入れか知らないが、音ですぐに「あ、起きてきてる」とわかる。

そこでそっとコンテナの金網蓋をのけ、針が掻くのにタイミングを合わせて、足が届きにくい辺りを掻いてやるのが、私のちょっとしたサービス?なのだ。

針もあまり体をくねらせると三本の足ではふらつくことがあり、背中の真ん中辺りは掻きづらいように見える。そこで足の届く少し先を掻いてやる。

針は気がつかず、自分で掻いているつもりでせっせと足を動かし気持ちよさそうにしている。だんだん自分の足は下がっていっても背中は掻けているのだから、らくちんなのか長い間掻いている(^^)

でも、いつ掻くのを止めるかわからないので、タイミングが少しずれる。そのずれが大きいと、さすがの針ネズミも一瞬「なんか、おかしい!」と思うように動きがとまる。そして様子をうかがい、危険はないと判断して掻くのを再開。

私も手を伸ばして、掻き始める。ずれる、とまる、再開、これを何度も繰り返して・・・遊ぶ。
針ネズミを掻くのは、楽しい。

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2010/06/11 09:57
あはは



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