海の思い出
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2010/08/12 18:29:05
私の育った街は広島市。瀬戸内の穏やかな海に面したところ。
釣り好きな父に連れられて、休日はしょっちゅう海に行っていた。
海は面白い。潮だまりにはいろいろな小さな生き物がいて、見飽きない。バケツにすくい取って、遊んで、またはなしてやったり。
落ちている貝殻を拾い集めるのも楽しい。きらきらと輝く「ナミマガシワ」赤や黄色の色鮮やかなのを選んで拾っても、水が乾くと色あせて見えてがっかりする。
おやつに食べようと「スガイ」「クボガイ」などの小さな巻き貝を集めたりして、中にヤドカリがいると、はずれだ~と放り投げる。
蛎殻の大きいのがあれば、砂を掘ってみる。そんなものでも結構アサリがとれた。もっと深く掘るとマテガイやオオノガイもとれる。
深いところにいるオオノガイを見つけて掘るには、ちょっとしたこつがあって、子供心に大物をゲットすると誇らしかったものだ。
貝の穴とは微妙に違う穴を掘ってしまい、得体の知れない虫(ミミズの化け物みたいなの)を触って、思わず叫んでしまったり。
砂でできたお茶碗のような(底抜けの)ツメタガイの卵。ニシの卵、海ほおずき。
一見食べられそうな海そうめん(アメフラシの卵?)
色とりどりの触手を伸ばして波に揺れるイソギンチャク。緑の美しいアマモ。
私の記憶の中の海は子供の宝箱のよう。
今の広島にはもうあのきれいな海はないのがとても残念だけれど、海を見るとほっとするし、時々無性に海を見、波の音を聞きたいと思う。
中学から 広島の学校に通ってた。
瀬戸内海 きれいだったのにね
小さい頃は,近くを流れる信濃川の支流を,海だと思っていました^^