牡丹灯籠(続き)
- カテゴリ:日記
- 2010/08/14 09:50:59
うんうんと聞いているうちにふと「こいつは確か去年死んだはず!」と思い出す。
すると相手は「そうなんだが、君を友と思って頼みにやってきたんだ。これで安心した、ではもう行くね!」と・・・
あたりには何とも言えない悪臭が漂い、友の気配が消えた後も部屋の隅には人の形がある。明かりを持っておそるおそる近寄ると見たこともない男の死体が!
そして、その死体、突然別の悪霊が宿って、主人公を追いかけてくるのだ。逃げて逃げて逃げ惑ってついに乗り越えた塀の向こう側、乗り越えられなくて無念そうにもたれた死体の口から得体の知れない汁が、倒れた主人公の顔にポタリポタリ・・・
これもまたイメージが強烈で、夢にまで見てしまった。結局その死体は葬式の準備中に無くなった無関係な人のものだったのだけれど。
夏には怪談、お手軽に涼しい、良いなぁ。
子供のころ読んで怖かった