修学旅行の思い出
- カテゴリ:学校
- 2010/09/12 09:02:41
高校のは不参加。高校3年で転校したので、その転入試験と重なった。中高一貫の私立女子校で高校3年で転校って、今考えるとかなりの親の暴挙だが。
中学のは、なかなか思い出深い?修学旅行だったので、その話を。
行き先は北九州。別府温泉や阿蘇山などまわった。まだ阿蘇が静かな頃で、火口の近くまで行くことができたっけ。
旅行自体はごく普通に過ごしたのだけれど、思いで深いのは行く前。グループ分けをどうするのかなと思っていたら、「気の合う人と5,6人で一組になってください」と教師の指示。
とたんに教室は、仲良しを取り合うもの、人数が8人くらいでトレードを企てるもの、大騒ぎになった。
グループができたものから着席して、気がつくと・・・
本の虫、無愛想、ほぼ帰宅部、の私は、誰からも誘われず、自分も誘う当てもなく、ぽつんと売れ残っていたのだ。
一瞬「これはマズイ・・・」と焦った、さすがの私も。でも、すぐに気がついた、他にも売れ残りがちょうど4名、目を泳がせて立っているではないか。
手招きして集め、グループ成立、私が班長。メンバーは、転校してきたばかりの人、すごい若白髪の天然パーマがスーパーサイア人みたいな人、女子ながら妙に不潔な人、滅多に口を開かない人・・・なかなかの取り合わせ。
でも旅行の間にいろいろわかることがあった。寡黙な人は自分の吃音が、天パーの人は若い娘らしくない自分の髪質がコンプレックスで、孤立していること。不潔な人は兄弟が多くて年上の自分の身の回りが二の次になってしまうこと。転校生はしょっちゅう転校があるので、友達づきあいはあきらめていること。
転校生はやがてまた転校していったし、その学校を卒業していない私にはアルバムもなく、昔の友人達のことはわからなくなった。
でも、この即製仲良しで行った修学旅行を忘れることはないと思う。
nagataさん やはり少しあせりましたか?以来、最低限のおつきあいはするようにしました。用もないのにトイレに一緒に行くような相手は避けましたが。
なかなか相手のことは,わからないもんですな。