読書ノート/TOKAGE
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/10/10 11:08:30
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読書ノート「TOKAGE」
捜査一課特殊班SITの中の特殊捜TOKAGEの物語。
ようやく一巻が手に入り楽しませて貰いました。
二巻から読み始めてしまったこのシリーズ、
二巻を読んだ時に、今回は上野君視点だけど、
一巻は他の人視点だったのかな?
STシリーズの様に、一巻一巻、主題になる人が決まってるのかな。
とか思ってたのですが…
一巻も一番の若輩者上野君視点でした。
上野君によるメンバー紹介、中でも一番の重要人物白石涼子に、
上野君視点でスポットライトをちょっと当てつつ、
全メンバーの役割みたいなものを物語に見事に織り込んでくれてました。
説明的だ。と読んでいる時は特に思わなかったのに、
気がつくと、加々美さんは…で高部さんは…と
それぞれの得意分野が頭に入っていて、頼りになる人。と
安心感がwww
そして、これからもTOKAGEと深く関っていきそうな、
新聞記者の湯浅さんとその頼りになるのかならないのか解らない
相棒木島さんとの出会い編とか、
新聞記者内での焦燥とか成長とかも描かれてて、
相変わらず、隅々まで描き出してくれるなぁ!!と、
つくづく。
事件の方は…。
推理ものとしてはアレなんですけど、
でも物語中盤を過ぎて、ヒロイン達の胸に真相はこれ?と
疑惑が浮かんだ時、上司の高部さんが、
まだ言うな。と、同じ事を思いつつも、
軽挙妄動を戒める所が印象的でした。
はいはいはいはい!!!解った!!解りました!!と、
手を上げて、答えるクイズの問題じゃない、
間違っていたら次の一問は答えられません。
立っていて下さい。で済まないのが刑事事件。
確たる証拠が出るまでは…。というのがストイックでvvv
カッコよかったです。
良太郎なんかドンくさくて、普段人並み以下なので、
たまに自分がいいトコ見せられそうな所に居合わせると、
はしゃいじゃって、はいはいはい!!!と、手を上げちゃうのですが、
みっともないっすね。
こうありたいものです。
読後感は★★★★☆
星四つ。
物語としては文句なく面白かったのですが、
ミステリとしてはちょーっと…寂しかったかな。と。
さて。本日は家族のお友達が
一人旅の途中に急遽寄ってくれる事になり、
あちこち観光案内する事に。大忙しっす。
という訳で…すんません。ご無沙汰続きですが、
ご無沙汰本日も延長っす。
また夜に~…!!!!
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綺羅星ぞろいの魅力炸裂のメンツだと思うのですがww
ドラマ化して欲しいような、
イメージが壊れたら嫌だからして欲しくないようなwww
青山君なんか誰がしても文句が出そうwww
今野さんは蓬莱や慎治等、
以前から好きだったのですが、
とかシリーズのあまりに凄い内容にごろんっと転がされてしまいました。
こちらは、STと比べると出演者は地味ですが、
まぁ、STは凄すぎるのでwww
お時間があればこちらもどうぞ^ ^
気になるシリーズがっ!(笑)
ミステリというよりはサスペンスというか
警察小説―って感じですよね。
でもそこがまた警察らしいというか
よく考えたら名探偵がやってるようなはちゃめちゃな推理で
追い詰められるのも嫌ですもんね(笑)