読書ノート/宇宙海兵隊ギガース
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/10/11 12:45:25
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読書ノート「宇宙海兵隊ギガース」
実は…良太郎は、常々、ルパンとガンダムについては、
他人と議論してはいかん。と思ってます。
どっちも根強いファンが居るので、
シリーズ中、どの作品が一番好き。は、他の作品は認めない。に、
繋がり易く、それは険悪な空気を生みやすい。と思ってるからです。
が。
今回、ギガースを読んでいて、これだなぁ。これが、
初代ガンダムが好きなところだなぁ。と思ってしまったので、
危険をあえて冒したいとw
初代ガンダムは反戦メッセージが特に強い作品だと思うのです。
他のシリーズ作品ももちろん反戦メッセージはあるようなのですが、
それよりも、機体の特殊能力とか、恋愛ドラマだったり、
軍内部や社会の情勢だったりに、
物語としての幅が広がっていて、
それはそれで作品として意味のある事なのですが、
どんどん反戦メッセージの存在感が薄らいでしまい、
むしろ好戦的ですらあるように思えるところが…。
初代のピンポイントで反戦をテーマにしていた所が、
ストレートで好きです。
戦争というものは哀しいもので
それは子供だから関係ないモノではなくて、
実際、昔の戦争ではアムロとそう変わらない歳の子が
戦争に行ったり、
学徒動員で武器を作ったりしていたわけで、
平和ボケした時代に生まれ育っていて、
戦争がゲームになってしまっている
良太郎達も真剣に考えなくてはいけない。と
戦いに巻き込まれていくアムロを通して教えてくれてた気がします。
そして戦争というものが、どうして起こるのか、
本当に必要な悲劇なのか、
それを考えさせてくれていた気がします。
と、ギガースの読書ノートなのに、
なぜかガンダムについてひとくさりしてしまいましたが、
ギガースはいわゆるガンダム的なモビルスーツの武器の最新型で、
それを操るのはサイバーテレパスと噂される未成年の美少女。
という事で、最初は。美少女…恋愛ドラマだったらヤだなー。。。
と思ってたのですが、今野さんにそんな心配は無用かも。
恋愛方向に成長する可能性が低いのでは?
と最近思い始めたので、
手にとって見たら…いやはや。
よい意味でガンダム的な作品のように思えます。
もちろん、機体としての魅力もがっつり語ってくれてるのですが、
同時に、なぜ戦争は起こっているのか、
戦いに駆り出された人々は何を思っているのか、
戦いを見守っている人々は何を考えているのか。
それを張り巡らされた伏線や、
少しずつ明かされていく状況で、
じわじわと語ってくれている気がします。
ただいま、ギガース3巻読書中。
今回借りる事が出来たのは5巻までなのですが、
さて、5巻まで読み終えた時、
この物語をどう感じているかが楽しみです。
そうそう。
すっかり忘れてましたが…
本日のお着換えは…かぼちゃの葉っぱカラー。
かぼちゃカラーも品切れてきたので、
かぼちゃを彩る葉っぱをイメージしてみましたw
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