酒と酒場と女と本と part2
- カテゴリ:日記
- 2010/10/11 23:26:03
森下健一著『居酒屋礼讃』という本によるとメソポタミアの遺跡で6000年前くらいのワイン樽を封印した棒状の石製の印が見つかっているのだという。
ワインは、その時代にすでに生産されていた。
紀元前3000年代には生産された穀物の40%がビールになって、労働者には一日1リットル、大臣や高僧には5リットルの配給があったと記録に残っている。
はじめは、ビール造りは女性の仕事で、ビールの神は女神ニンカシだった。
バビロニアでは時代が進むにつれてビール造りは男の仕事になっていったのだという。
エジプトも初めは神に捧げられたが量産されるようになるとピラミッドの建設現場で報酬の一部として労働者に提供されたのだという。
紀元前2000年くらいのことらしい。
さて、メソポタミアやエジプトと言えば、キリストの聖書の中にはワインの話は百数十カ所書かれているのにビールの話は書かれていないと森下はこの著書で述べている。
いずれにせよ、紀元前1300年くらいには、すでに高僧が平民が酒に酔っていることを好ましくないものと考えていることが決められているとあるのだそうだ。
まだ続く…




























そのために、私は通常このような孫引き(原典を示さないで引用)はしないようにつとめているのですがやむを得ません。
それにしても、この本もなかなかな本で、ときどき意外なおもしろい事例を載せていてくれるので、雑文を書くときは非常に役に立っています。
酒と人類は切っても切れませんね。
いかにアメリカの禁酒法が悪法だったか改めて思いました。