本日のお着換えと読書ノート
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/11/04 00:39:41
本日のお着換えのテーマは
落ち葉拾い。
さて。
寝込み続けて四日。
前回借りた本の半分がスカだった為に、
良太郎すっかり本切れ。。
私物の天藤真さんの「大誘拐」を繰り返し読む事で
無聊を託っておりましたが、
寝込む前日に図書館から予約本の入荷連絡が。。。
一週間以内に引き取りに着てください。なので、
本日はそろそろ行かねば。と
リハビリかねて行って来ました。
で。愛読書の各社目録で気になってた、
(※ 書店で下さる各出版社の文庫目録を書店におねだりして貰っては、
まだ見ぬ本のあらすじを見て、どんな本なんだろうと夢見るのが好きなのです。)
「なつこ、孤島に囚われ。」 西澤保彦
西澤さんは以前、超能力者が出てくるミステリという
ユニークなものを読ませてもらった記憶があります。
で。この本なんですが、
森奈津子さんという実際に存在する作家さんをモデルにした物語です。
森奈津子さんは以前古本屋さんで
レモン文庫の危ない学園シリーズというのを入手して、
そのぶっとんだ作風に笑い転げていたのですが…
実は、バイセクシャルである事がウリ?になってるユリ系作家さんだとかで。
確かに…危ない学園にも同性愛の方々も出てましたが、
中身がふっきれたコメディだったので、
ウカツにも気付きもしなかった…。という様な本を書いてる方です。
さて。
物語の中では、ユリ系美女作家森奈津子さんが、
攫われて南海の孤島?の素晴らしい別荘で目覚めた所から始まるのですが、
…まぁ、後はネタばれになってもあれなんで伏せますが…
ご本家の森奈津子さんには及びませんでしたが、
なかなかに吹っ切れた作品でした。
ただミステリとして面白かったのか?というと…
ちょっと違うかなー…。
読後感★☆☆☆☆
星ひとつ。
ちなみに天童先生の「大誘拐」は傑作です。
ちょっと古い作品ですがむちゃくちゃ面白いです。