純粋種が雑種よりも体質が弱いという都市伝説
- カテゴリ:日記
- 2010/12/14 18:37:57
先日、ある方とコメントのやりとりしていたときに、雑種が純粋種よりも丈夫だという話が出た。
私にとっては、でた~という話しである。
ちょっと考えて欲しいのだが、純粋種というのは目的に添って昨出された固定化された品種のことを言う。
ネコでも犬でも鶏でも牛でもなんでもそうだ。
もし、そのような純粋な品種を継続して作り出そうとしたときに、あなたは体質の弱い個体を使うだろうか、丈夫な個体を使うだろうか?
純粋種というのは、その品種の理想的なものを後世に残すための繁殖をする。
そのために、遺伝的疾患や欠陥のある個体を繁殖親に選ぶというのは、常識的に考えられない。
では純粋種を近親繁殖をするとどうなるのか。
繁殖親の持っている遺伝子の良い部分も悪い部分も顕著にでることもある。
優秀なブリーダーの中には、ときに近親繁殖を行う者/場合がある。
良い点を固定化するためだ。
生まれた子供たちを見て、欠陥の多い場合は、特に雌は繁殖親には使わない。
雄は、条件による。
純粋種の中のさらに純粋な理想型を追い求める場合、避けて通れない方法のひとつである。
しかしながら、ここまで極端な繁殖を行う場合は、相当の覚悟を持って、近親繁殖以外の方法が見つからないときに限られる。
通常はラインブリードという繁殖法をとる。
簡単に言えば、伯父と姪、叔母と甥という組み合わせの交配法だ。
競馬馬などは奇跡の組み合わせとして、非常に優れた個体が昨出出されることもある。
この繁殖法は近親繁殖の欠陥のでやすい繁殖よりもその欠陥が現れる確立が非常に少なくなるために、多く用いられる繁殖法である。
血縁のないもの同士を組み合わせることをアウトブリードという。
組み合わせが悪いと雑種同然の個体が誕生する。
簡単なことを言えば、超小型犬であるチワワを購入したのに5kgを超えてしまった、などというのは、多くはこのような繁殖法を知らないで純粋種同士を交配すれば純粋種という錯覚で組み合わせているのだ。
さて、このような繁殖法の基本だけでも知って繁殖されているものが多いかどうかと言うのは自信がない。
しかし、誓って言いたいが、まともなブリーダーが研究しながら繁殖した純粋種は非常に丈夫で、品種の特徴を持ち、雑種の多くとは問題にならないすばらしさを持ち合わせているものである。
まともなブリーダーは、そのような理想を求めて繁殖を行っているのであって、金が欲しくて繁殖を行っているわけではない。




























近親交配するというのも、実は大変面倒なことなので、一般の家庭での繁殖に限ってしまうと、ペットショップに出すのも、ペットショップでいやがるので、比率は思っているよりは下がると思います。
正直なところ、繁殖は認可が必要だと思っています。
それでも大多数はおかしなものが販売されるでしょうが…
MIX犬については、非常に怖い風潮だと思っています。
ときどき、育ちきることがない個体が母犬の体内で、また誕生してしまう。
先祖に大型のものや攻撃性の高いものが居ないということをどうして知ることができるのでしょう。
もっと深い話を書き出すと、恐怖を与えることになるので控えますが、奇形を誕生させることを好んでやる必要はないだろうと、怒りを持ってみています。
新種を誕生させるためには、固定化して後三代にわたって同一のタイプが誕生することが要件であって、10代くらいの組み合わせをしなければなりませんが、まともにやって成功した犬種は日本ではいません。
チンや日本テリア、日本スピッツなどは非常に長い期間をかけてタイプが作られ、昭和20年代以降になってようやく固定化が認められたものです。
繁殖には向かないと通説になってますね。
その種独特の弱い部分も極端に現れやすいということなのでしょうね。
まぁ、うちの猫たちも100%近親交配になってしまったわけですがw
最近ではペットショップでも別の種類の犬とMIXさせた変わったMIX犬が多くて、
びっくりしてしまいます。人気があるだけあってそれなりに可愛いのですけど。
ある人気犬種でアメリカ一となった個体が日本に一年間の期間限定でレンタルされたことがあります。
当時の金額で1800万円だったと記憶しています。
このレンタルされた犬は、日本でも連戦連勝でコンテストを総なめにしました。
数年後、この犬の血を引いたという子犬が日本中にあふれましたが、高い確率で股関節形成不全を引き起こしてしまいました。
不思議なことですが、日本で活躍していたその犬と同じ血統書の親を持つ子犬がアメリカ中で生まれて、それは大変すばらしい子孫を残したのです。
アメリカでNO1になった犬は日本に来たけれど、本当に価値のある種犬となる健全な個体はアメリカに残されて繁殖に使われたと言うことが、あとになって判ったのでした。
NO1だから良いのではなく、種犬としての理想型をもったものが本当の価値のあるものだったわけです。
日本の本当にものを知っているトップレベルのブリーダーは、その犬の子をほしがった人はいませんでした。
日本のブリーダーは外国に舐められてもいることは事実ですが、世界のトップブリーダーと比較しても、引けをとらないレベルの方も少なくないことは、自慢しても良いことだと感じます。
ダルメシアンは耳が聞こえないとか・・・他にも色々聞いたことがあります。
でも、違うのですね。
るもりゅうさんのブログを読んで、間違った考え方をしていたことがわかりました。
ハイブリッドもそうだけれど、勉強になるブログです。
ありがとうございます♪