Nicotto Town



冬眠(三連休ともいう)の合間に、桜庭一樹の「伏」を読んだ。

滝沢馬琴が「南総里見八犬伝」を書いている江戸の世に、

「伏」という犬人間たちが存在し、毎日狩られている。

江戸に出てきた少女・浜路が伏を狩る部分、

伏の歴史を、馬琴の息子・冥土が「贋作・八犬伝」として語る部分、

などに分かれている。


伏姫と弟・鈍色の関係が桜庭一樹らしい描き方だな~と思いつつ、

ぐいぐいと引き込まれるように読んでしまった。


読みながら、数年前、「八犬伝」ドラマ化されたよな~、

わたえみの衣装だったよな~、

そういえば、衣装展観にいったな~と、

豪華な衣装だったよな~、

それに比べて、伏達は・・・・などと、どうでもいいことを考えてしまった。




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