残り5作を読んだ。
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/02/07 22:16:11
本屋大賞ノミネート作品の残り5作を読んだ。
『ある男』平野啓一郎(著)文藝春秋
『さざなみのよる』木皿泉(著)河出書房新社
『ひと』小野寺史宜(著)祥伝社
『ひとつむぎの手』知念実希人(著)新潮社
『火のないところに煙は』芦沢央(著)新潮社
この中では、「ある男」が抜群に良かった。
芥川賞作家ということで敬遠していたけど、
他の作品も読みたくなった。
その次は「ひと」かな。
主人公を応援したくなる、温かい気持ちになれる本。
「さざなみのよる」は
その人が存在したということはずっと続いてくよという感じの話。
「ひとつむぎの手」は大学病院の医者の話。この作者にしては硬派な作品。
「火のないところに煙は」はホラーなので、好き好きかな。
10作品の中では、
「そして、バトンは渡された」か「ある男」のどちらかではないかと予想。
図書館ですぐに借りられたので、読むことができました。
平野啓一郎の文章は芥川賞作家だけあって格調高くて、読むのにちょっと時間がかかります。
好き嫌いは分かれるかもしれません。
他の作家さんのは読みやすいです。
平野啓一郎って人は面白そうですね。今度芥川賞受賞作が手に入れば読んでみたいです。
この「ある男」もw
「そして、バトンは渡された」もいつか読んでみたいですね。
失礼しました。文字の色が消えていました。
この5作の方が面白かったです。
感想を書いた順に面白かったです。
「ある男」はちょっと文学的かも。
>なつみかんさん
「さざなみのよる」もよかったですよ。
心が温かくなります。文体が軽いのが読みやすくもあり、物足りなくもあり。
これの前に、朝倉かすみの「平場の月」と川瀬七緒の「テーラー伊三郎」を読んだのですが、
そっちの方がインパクトはあったかな。
「さざなみのよる」気になってます。
おすすめはどれですか?(´∀`)