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イオマンテ--満月の夜に熊祭り


私の年代でも古いと思うのだから、いまの方は聴いたことがないだろう。
伊藤久男という歌手が居て、「イヨマンテの夜」という歌が大ヒットしたのだ。
昭和20年代だったのじゃなかっただろうか。

イヨマンテあるいはイオマンテどちらも同じ言葉なのだが、アイヌ語であるので書き言葉としては定まっていないようだ。
熊祭りのことだ。
東北にかつて存在した伝統的な猟師であるマタギたちも同様のことを熊猟の時に行ったという。
熊の命をあの世へと送り返す祭りである。
詳しく書くことはしないが、そのイオマンテのためにアイヌたちは大切に小熊を育てて、その日が来たら儀式に乗っ取って熊の魂を旅立たせるのである。

今日の満月はすごかった。
壮烈な煌々とした満月だった。
伊藤久男の歌の文句じゃないが、ああ満月よと、口をついて出るような光景だった。
このような満月であるなら、神として熊の命をこの世から送り返すという儀式には相応しい。

ついでだが、この伊藤久男の「イヨマンテの夜」を思い出すと必ず「洞爺湖畔の夕月に」という歌もセットで思い出すのである。
どちらも北海道のアイヌを題材とした歌だからだろうか。
蛇足に過ぎるが、アイヌという言葉は倭人からの呼称であって、本人たちは「ウタリ」という。
彼らの民族的な尊厳に留意しているが、ここでは通例に従って呼称を用いていることをお断りしておきます。

#日記広場:日記

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2011/01/21 17:55
アイヌ文化については、幾多の先人の研究があって、非常に掘り下げられていますが、それでも本来日本人が知っておかなければならないことと考えれば、あまりにも無関心で居すぎるのではないかというのが、いつも思うことです。
彼らが文字文化を持たなかったからと言って、あるいは少数民族となってしまったからといって、無関心でいて良いはずはないのですが…。

ぜひ、図書館にでも通って、彼らについて知ってみてください。
私的には、ヨーロッパのケルト民族の文化がファンタジー小説の源流となったように、彼らの文化から発するいろいろな美の感覚は、また新しいものを生み出すことができる可能性を持っていると思うのです。
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2011/01/21 14:18
「イヨマンテ~!」は知り合いの十八番で迫力のある歌で好きなのですが、
熊祭りの歌だったとは知りませんでした。
これから満月を見るたびに思い出してしまうフレーズになりそうです。
「イヨマンテ~!」
アイヌ人やアイヌ文化には子供の頃からとても神秘的な思いを抱いていて、
いろいろと研究してみたいことも多いです。



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