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読書ノート/9S(ナインエス) 葉山透


■読書ノート

9S(ナインエス) 葉山透

あらすじ
世界を塗り替える超科学を生み出したマッドサイエンティスト峰島勇次郎。
失踪した彼が残した桁違いの科学力は世界の武力均衡すらも崩す。
という事で、峰島勇次郎の遺産として技術を管理する団体は、
数々の遺産と、その最も恐ろしい遺産として彼の科学的才能を受け継いだ娘由宇7歳を地下1200メートルの牢獄へ10年閉じ込めた…。
と、言うわけで物語りは10年後の時点からスタート。


この物語は、物語自体も面白いのですが、
キャラがまた魅力的で読み出したら止まらない!!です。

このハラハラどぎまぎの素晴らしく面白い物語を、
ネタばれを避けて、どう伝えたらいいのか
…トンと解らないのですがっっっっ!!!

物語の筋と関係ないところでの面白さを一つだけあげると、
先にもあげた魅力的なキャラクター。に関係した事なのですが…
今野敏さんのキャラクターの様に、
「そうあるべき人々が、そうあろうとして努力している姿が胸をうつ」のです。

最近のエンターテイメント作品って、ドラマも小説も漫画も、
やたらと「人間は弱いものだから」というのを言い訳にしていたりするのですが、
そら確かに弱いモンなんだけど、
だけどそこで「弱いからしょうがない。」じゃなくて、
敢えて踏みとどまって頑張っている。
その姿がカッコいいのです。


図書館では、1~9巻そして外伝2冊が読めました。
続きが読みたい~~~っ!!!
だがしかし。
最近、うちの地域の図書館、散々買ってきたシリーズ本の購入を途中で打ち切る。という荒業が…。

「三千世界の鴉を殺し」も14巻で打ち切り…orz(…人気無いのかなぁ?)
「9S」はどうなんだろう…たまたま購入が後回しになってるだけなら良いんですけど…orz

いや、自分が自腹切って買えばいいだけの話ですか?
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