犬の飼育について思うこと
- カテゴリ:日記
- 2011/01/30 23:23:21
犬の辞典は、日本の場合は江戸時代に暁鐘成だったかが一部分は書いているが、近代的なもので現物なりコピーなりが私の手元にあるものとなると1927年にロンドンで発行されたEDWARD C. ASH の【DOGS:THEIR HISTORY AND DEVELOPMENT】が最古である。
おそらく、日本では現物を持っているのは多くないだろうと思っているので、死後寄贈の申し出を某県立図書館にしてある。
復刻が出ているので、当時の本は保存に窮するかもしれないが…。
大判の厚さが8cmくらいの2冊組本で、世界的に犬種という概念が広まり始めた時期のものなので、大変に貴重なのだ。
ところが、昭和十年代頃には平岩米吉氏がある程度の内容を日本語に翻訳して著書の中で紹介しているのだから、恐れ入る。
独学で英語を学び、犬を研究し、狼を自宅で飼育した人でもある。
私的には、同時代の人で斉藤弘吉という日本犬保存会をつくった人を尊敬していて、彼の業績を辿りたいと願ったのだったが、資料的には日本犬保存会と日本動物愛護協会にまとまったものがあるというので、いずれ誰かが発掘してくれるのではないかと期待するに止めてしまった。
時代と環境が許す研究者が現れてくれることを願うのみである。
それにしても、いまや犬についての本は巷にあふれている。
残念なことだが、古い時代の名著を読んだことがない方々が判ったようなことを書き殴っていると思うものも少なくない。
ある著者に間違いを正したところ、「読者はそのようなところまで要求していない」と一蹴されたのには、腰をぬかさんばかりに驚いてしまった。
名著であると言う以前に、中心となるアメリカケンネルクラブ(AKC)発行の全犬種標準書【犬の辞典】にも、私の知るところとは異なることが書いてあるので、正しいことを網羅してある本はあると私としては言えないのだから、勝手なことを書いてある本があふれているのはどうにもならないのかもしれない。
原典に当たっていないから、伝聞だけで孫引きして間違ってしまうのだ。
そうとは言いながらも、これほど本があふれると、良書も少なくない数が出ている。
正しい知識を得るには良書に当たるのが一番である。
そのためには、ある程度の数を読むことだ。
多くの本を読むと正しいものが浮き上がってくる。
くれぐれもインターネットで得た知識が正しいなどとは思わないで欲しい。
まして、知識を得ずに餌さえ与えていれば生きているのだという程度の考えで、捨て犬の保護とか、獣医の言うことを真に受けるようなことを繰り返して欲しくないものである。




























ある時に、疑問になることがあって、本気で犬を飼育してみました。
知れば知るだけ、深い知識が必要になりました。
動物を飼うと言うことは、殺すべき時には殺さなければならないのだと思いました。
一般にはそのような知識は必要ではないのでしょうが、本当にまともな知識を持った方が、せめて500人くらいという数になってくれると、発信する知識で、相当に良くなると思ってはいますが…
流行りの犬好きではなくて、心から好きなのだろうなと思います。
たまに本屋さんで、犬の飼育の本を立ち読みします。
知らないことがたくさん書いてあります。
本の内容だと信じてしまいそうですが、鵜呑みにしてはいけないのですね。
(犬の飼育ばかりではないでしょうが)