辻村深月ワールド
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/02/02 20:10:46
辻村深月は作品に思い入れが深いのか、
初期のものには、番外編や続編みたいなのがある。
だから、順番に読んだ方がおもしろい。
例えば、前にも書いたけど、
「ぼくのメジャースプーン」→「凍りのくじら」→「名前探しの放課後」
「凍りのくじら」の番外編は「光待つ場所へ」の第3話目
「スロウハイツの神様」→「光待つ場所へ」の第2話
ちなみに、「太陽の座る場所」に出てくるKYOKOの出世作の脚本を書いたのは、
「スロウハイツの神様」の主人公。
番外編として、チヨダコーキのデビュー作「V.T.R」も書いている。
デビュー作「冷たい校舎の時は止まる」の番外編は「ロードムービー」
登場人物達のその後や小さい頃が3話収められている。
「光る待つ場所へ」の第1話も番外編。
あとの本は特に関係なく、それぞれで完結していたと思う。
辻村作品は「V.T.R」を手に入れたので、読破まであと一息~~~!
そう、それで、なおさらはまっちゃうんですよね。
さりげなく、チヨダコーキの名前が出てきたり、
環や理帆子の活躍がわかったり。
まだ全部は読めていないのですが、全部分かるようにたくさん読みたいなと思っています
「ツナグ」や「子どもたちは夜遊ぶ」もおもしろいですよ~。
「凍りのくじら」は、クライマックスに号泣してしまいました~。
伏線やミスリードの多い作家さんなので、
そういうのが苦手な人は、「ツナグ」や「ぼくのメジャースプーン」がオススメかな。
ということで早速Amazon チェックです。
ドラえもん関連?の「凍りのくじら」が面白そう。
でも、今回は図書館でよもーっと。ということで
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