プロメテウスの涙
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/02/20 19:52:14
乾ルカの「プロメテウスの涙」を読んだ。
表紙を見たときは、ぎょぎょぎょぎょぎょぎょ・・・・・・・・とする気味悪さだった。
中にも、食事中には読みたくないわねと思う表現があったが、
一気に読んでしまうおもしろさだった。
2人の精神科医が主人公(もち、友人同士)。
その片方のクリニックに、母親が小三の娘を連れてくる。
その娘が不可解な発作(言動)を起こすのだという。
もう1人はアメリカにいて、そこで、ある不思議なクライアントと接する。
最後まで読んで、タイトルの意味がわかるようになっている。
乾ルカ、なかなかおもしろいじゃないか!
また他の本も読んでみようっと。
この作者さんは、不思議系な(奇怪な)お話が得意なようです。
テンポがいいので、とても読みやすかったです。
くれぐれも何かを食べながら読まないように。
図書館で探してみます(人д〃)ネッ