NZ地震
- カテゴリ:日記
- 2011/02/26 01:15:56
被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
語学学校への留学経験者は知人に何人かいる。
ニュージーランドへ行ったのこそいなかったけれど、海外にかかわらず、どこにいても災害に遭うことは避けられない。
注意しても避けられないことは大変に多いことではある。
今回の被災状況をテレビで見聞きすると、なぜか不思議に思うことがある。
この語学学校の入っていた7階建てのビルの耐震工事はどうなっていたのだろう?
地震国で、しかも多くの人数の出入りが考えられる建物であれば、日本だと耐震構造検査が義務づけられていて、あのようなつぶれ方は考えられない。
マグニチュード6.3、震度6強と推測された。
余程弱いコンクリート構造でなければ、日本の耐震構造のビルはあのようなつぶれ方はしない。
私が直接的に体験した最大の地震は1978年宮城県沖地震マグニチュード7.4震度5強であるから比較には状況が違うが、ビルが一階部分がつぶれたのはあったが、現在の耐震構造だと、おそらくはあのようなつぶれ方はしないだろう。
コンクリートの中の鉄筋が細いか、あるいは建物を支えるだけの強度を保つ本数を入れていないとしか思えない。
それも、コンクリートの質も、ビルに使うには粗かったのではないかと思ってしまう。
今後の捜査は進むだろうが、日本からも専門家を派遣して、調べて欲しいものである。
はっきり言えば、手抜き工事のビルではなかったか、人災ではないのかと思うのだ。
他国からの訪問者には、選択することは難しい。
私も専門的なことまではよくわかりません。
テレビで、倒壊前の映像を映していました。
映像を見ている範囲なら、問題はなかったように思います。
しかし、倒壊後の映像を見ると、あのクラスのビルであれば、コンクリート片は大きな網目状になった鉄筋にぶら下がることが当然なはずですが、その鉄筋はなく、またビル全体を支える鉄骨も、7階建ての低層ビルに対してのものとはとうてい思えない、せいぜい三階建て程度に使われるL字鋼です。
当然ですが、日本で販売されている一万円程度の調査器具でも、判るはずのもののように思います。
担当者は責任逃れをし、ほかの地震被害の時のような、生存者は地震以後3日過ぎてからは見つかったという報道はありませんでした。
被害者が出た日本としても、有識者を派遣して、ビルの強度などについての見解を表明しないと、日本人の遺体さえもないがしろにされるのではないかという怖さを感じています。
私のところでもホームステイを受け入れたことがありましたが、ホストファミリーの方が無事だと良いですね。
震源が浅いので、おそらく離れていれば被害は少なかったのじゃないでしょうか。
(自然だけでなく人間性の素晴らしさに移住したいとさえ考えたいた時期があります)。
筆不精なのもありその時のホストファミリーの住所を無くしてしまい(;ω;)
(中学時代だったのでパソコンのメルアドなど存在せず、住所のみでのやりとりでした、、、)
どうか無事であって欲しいと祈るばかりです(住んでいるところがファカタネという
中心地よりずっと北上した最北端のところなのでたぶん無事だとは思いますが・・・思いたい)。
クライストチャーチは小さなイギリスと行った趣のある街で
住人の方々が無償で自宅のバラ園を観光客に公開していたりする本当に美しいところでした。
なので犠牲者の方々はもちろん、あの街の無残な姿にも胸を痛めています。。。
ニュージーランドは食品やサプリメントなどでは検査が徹底している(はずな)のですが
(プロポリスの工場などは国が定期的に衛生面などの検査を徹底的にしている)
建築物の耐震検査の方面では日本よりはるかに緩かったのでしょうかね・・・残念です・・・
とにかく行方不明者が早く救出されて欲しいと願っています。
また被災者に手厚い対応をお願いしたいと思います。
ニュージーランドの法律がどうなっているか判りませんが、原因と責任を明確にしてほしいですね。
ニュージーランドは、比較的地震が多いそうですが、日本と建物のつくりが違うようですね。
足を切断しながらも助かった青年がインタビューを受けていたけれど、
心の強い人だなと思いました。
行方不明の人たちも、早く救助されて欲しいです。