Nicotto Town


るもりゅう の 大好きな 仲間たち



思うことがあって、ちょっとご飯について調べてみた。
参考にしたのは、香西みどりさんの「日本の米と食文化」という国際日本学シンポジウムでの論文だ。
この論文は、非常に優れていて、日本の食文化の根幹については過不足なく、しかも十分に論を尽くしている。

稲作の始まった頃には、焼き米として籾を焼き、表面を手で、こすって剥がすことで、米の部分を取り出して食べたらしい。
これはほかの粟やヒエなどの雑穀についても同様だっただろう。
秋田県鹿角市にある大湯環状列石(ストーンサークル)付近から出た土器の中に炭化した米が残っていたと資料館の説明にあって、疑問に感じていたことと合致して、非常に納得したのだった。

何時の頃からいまのようにご飯が炊きあげられて食べられるようになったのかは、論文に触れてあるが、話が長くなるので割愛する。
言えることは、かゆ状の食べ方が中心にあって、その延長上に今のご飯があるのだそうだ。
世界の各地にかゆ状の調理法が広がっているのに、ご飯の状態で食べると言うことは日本だけのもののようである。
日本だけが、発展形を持っているわけだ。
もっとも、電気炊飯器が広く浸透して、世界中で日本式の食べ方が始まっているようだから、それが標準になる日も遠くないだろう。


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2011/03/02 23:36
日本で食べられているジャポニカ種はほどほどの粘りがあって、それなりに香りもありますね。
外国で野菜として扱われているインディカ種とは質が違うので、同一線上で論じることができません。
カリフォルニア米は、最近でこそ水田での稲作も行われるようになったとかと聞くこともありますが、基本的には陸稲(おかぼ)という、畑作で育ったものです。
ちなみに水田の利点は、気温変化に強く、多量の水分で栽培土壌の栄養が逃げないことだそうです。

私の住む地域は、西側(太陽の沈む方向)に蔵王連峰がそびえていて、日照時間の面でも稲作にはハンディがあります。
それでも、神奈川に住む長男家族、山形に住む独身の次男(この前まで北海道にいました)、大阪に住む長女夫婦などが、いずれも米を送ってくれと言ってきます。
スーパーや、まともそうな米穀店で購入しても、おいしいと感じるのは少ないと言います。
やはり質の問題はあるのでしょう。

米は、田舎のほうから購入することも可能ですよ。
毎回違う地区から購入して食べ比べするなんて、贅沢だと思いませんか?
やってみたいなあ…
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2011/03/02 20:48
わたしはあまりご飯粒が食べられないのですが
ある時新潟に住んでいる友に
「ふうちまがご飯粒あまり好きじゃないのって美味しいお米食べて来なかったからでは?」と言われ
妙に納得したことがあります(・ェ・汁)
9歳までドバイとクウェートに住んでいたのでお米と言えば基本はカリフォルニア米(;^ω^A
美味しい白米を食べられたのは旅行中に日本食料理屋さんに行った時のみ。。。
なので典型的なおかずっこになってしまいました・・・
富山に住んでいる友も結婚して関東に出てきて真っ先に購入したのが16万もする炊飯器(; ̄Д ̄)!!!
「美味しいお米を美味しく食べることに命をかけてる」と言っていました。
彼女は「スーパーで買ったお米は食べられない」とも言ってました。
うちは『田舎』が存在しないのでお米はスーパーで買った物しか食べたことがなく
お米ってそんなに違うんだ~!と思ったものでした(今も^^;)。。。
でも例えスーパー購入だとしても
日本は世界から見て圧倒的にお米の美味しい国ですよね(*^0^*)帰国した時感動しました!
確かに海外生活中リゾット(orオートミール)やパエリアなど
汁の中で炊きこんだり煮たりする系を食べる機会が多かったように思います。
これもまたお米の質の問題なのでしょうね・・・




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