Nicotto Town



読書ノート/ヴェネツィアの悪魔


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読書ノート

「ヴェネツィアの悪魔」上下
 
著 デヴィッド ヒューソン


ちょっとキバな物語。

※仮面ライダーキバ
(興味ある人はウィキって見てね^ ^)

過去と現在がめくるめく交差する上にバイオリンモノ。
ひょっとしたらこれがキバの原点?な物語。

18世紀のグァルネリとユダヤ人少女そしてヴェネツィアという都市、
ユダヤ人の迫害の事は知っていても、ドイツ系・アジア系・スペイン系?
とユダヤ人にも色々あるなんて…
漂白の民ならば、色々あって当たり前なのに…知らなかった…。
18世紀のヒロインはアシュケナージ、ドイツ系ユダヤ人。
絶世の美貌を誇る天才的なバイオリニスト。
しかし、世は男性上位。
女性には音楽家として成功する権利が無い上に、
ヴェネツィアでは居住区や行動時間まで決められるという迫害で、
もし教会で演奏でもしようものなら、
教会を侮辱した。と町から追い出される。
というそんな状況の中で、
自分の才覚を信じてこっそりと外出禁止の時間帯に
ヴェネツィアの少年を道案内に町へ出て、
身分を隠して教会でその素晴らしい腕前に披露するヒロイン。

という訳で、
歴史的な背景もついでに学べる?過去物語と、
現在の、窃盗&殺人事件&詐欺事件が複雑に絡み合う物語で…

うーん。面白かった気がします。
気がする。。。程度なのは…
ネタバレになるので伏せますけど…事件解決で爽快!!!
といった内容では無く、
良太郎♪としてはミステリ?と期待して借りたので…
ちょっとガッカリ…だったからです。

でも恋愛小説として読むなら…爽やかでいいかも知れません。



読後感
★★☆☆☆

*・
良太郎の星の数は、

星5…凄く面白かった+感動した。
星4…凄く面白かった
星3…面白かった
星2…面白かった気がする。
星1…時間つぶしになった。
星0…読むのに掛かった時間を取り戻したい。

あくまでも個人的な嗜好で決めてます。






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