亘理町イチゴ農家壊滅
- カテゴリ:日記
- 2011/03/29 13:45:19
食い物の恨みは恐ろしい。
亘理町には40軒を超すイチゴ農家があって、結構高い価格で強気の販売をしていた。
もちろん価格に見合うくらい高い品質と言いたいところではあるが、私の目にはそれなりのものにしか思えなかった。
最盛期に行って価格と味が失敗だったと思うことが数度あったからだ。
単に自己満足で高級イチゴ生産地だと自称するのは、やめてほしいと思っていたのだった。
自己弁護をするワケじゃないが、食うことに関しては執着の強い方である。
おいしいという各地のイチゴも食べ歩いてもいる。
亘理町の通常飼育出荷されているイチゴはその中で上位にくるわけではない。
海岸線沿いで気候風土に恵まれた立地であるが故に、イチゴの生産に適していた、ただそれだけ野いちご産地にすぎない。
そうは言っても仙台近郊としては大きな産地である。
よく知らないが、仙台で食されているイチゴの亘理町で出荷された割合は、全体の何分の一かと言うくらいに中心産地には違いがなかっただろう。
もちろん被災した方々はお気の毒である。
彼らが今後イチゴ農家を続けていくことが可能かどうかは、全体のまとめ役がいるかどうかにかかっている。
いっそのこと、この機会に他の有名産地に一年間勉強に行って、各地の苗を分けてもらい、それをベースに新しい品種をゼロから作り上げるくらいの気持ちの切り替えがなければ、産地復興など望めないに違いない。
仙台とと言う消費地が近いために、それぞれのルートがあったはずですから、どのくらいの影響が出るかわかりません。
確保できない店も出てくると思います。
大震災の影響がどこまで広がるか、ちょっと桁違いなので、想像できません。
そのまま食べるより、加工品で口にするほうが多いような気がするくらいです。
壊滅しちゃったんですか……農家も大変でしょうが、そこから入荷してた企業と向上も大変ですね。
確かに、品種改良とか、良くする工夫をしないと、一度よそに行った会社が戻ってこないかもしれないですね。
一日も早い状況の改善を祈ります。
昨年は、我が家のイチゴは半分くらいは福島で購入していました。
大きくて甘みもあるおいしいイチゴを生産している農家も多いらしく、農家が持ち込んで販売できるシステムの店がひいきでした。
原発の状況が良くないので、孫に送ったりする関係上、今年は見合わせることになりそうです。
私の住んでいる地域にもイチゴ農家もあるので、今年は不満ながらもその辺で我慢することになります。
数年、自分の庭にイチゴも作ったりしていたのですが…
イチゴ畑が早く東北で見られるようになりますように・・・
イチゴ農家があり、季節になるとパックを持っていって直接買ってきたりしていたのを
懐かしく思います。
連れの実家がある福井でも近所にイチゴ農家があるそうで、毎年義母がジャムを大量に
作ってコーヒーの空き瓶に詰めてたくさん送ってくれます。
どちらも高級品種というわけではなく、家庭で気軽に食べられるごく庶民的な品種と価格です。
相当大変なことだと思いますが、誰のメガネにも適うような本当に高級なおいしい品種の
イチゴ作りで復興できるようになるといいですね。