お花見の思い出
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2011/04/07 08:40:36
杉花粉症になってからは花の下でお弁当を開くなんてことはできなくなったけれど、その前は散り際の桜の下で、風に乗る花びらを眺めながらお弁当を食べるのが好きだった。
でもそれは大人になってからで、子供の頃は桜はただきれいだと思ってちらりと眺めるだけで、特別な思いはなかったな。
小学生の頃、お花見にと「宮島」へ家族で行ったことがある。紅葉の方が有名だけれど、桜の木も案外あるのだ。
敷物を開いて座り、お弁当を開けたとたん、鹿の軍団?!に襲われた。一二頭なら可愛いけれど、あとからあとからわらわらと駆け寄ってきて囲まれると、さすがに引く。
古いことだし、びっくりしてよく憶えていないのだけれど、一番しつこく迫ってきた牝鹿が、まるで首飾りのように、折り箱の枠だけを首にはめていた間抜けな姿だけはしっかり憶えている。
鹿って、おとなしく草だけを食べていると思ったら大間違い。宮島の鹿は、観光客の鞄を開けて(スナップやジッパーもこじ開ける)中身を探るし、釣り人の獲物も『もしかしたら食えるかも』と思うのか強奪するのだ・・・
今は 鹿せんべいも販売禁止にして 餌付けしないようにしてるそうですね