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蛇とフクロウとネズミと


蛇は古今東西問わず象徴的な動物として伝えられる。
西洋などでは医学のシンボル的な扱いを受けることさえある。
動物の中で毒を持つものとして最初に思い浮かぶものも蛇であろう。
日本でも蛇そのものを御神体とした神社などまで存在するくらいである。
神話の中にまで登場するのだから、人との付き合いは相当に古い時代に遡るだろう。

それに引き換え、ネズミは人間の食料を食い荒らす害獣として評判が悪い。
それだけではない。
ヨーロッパなどでは、肉食獣としての大型ネズミをラット、昆虫などを主として食べる小型ネズミをマウスという割に明確な区別をつけてはいるが、人に病気などの害をもたらす存在として、その存在は恐れられている。
様々な動物を神の使いとする習慣のあるアジアでこそ、時に信仰の対象になっている場合もないわけではないが、あまり良い存在とは言えないのはそのとおりである。

先日、犬舎に結構大きなアオダイショウが入っていたので、犬が捉えなければ良いがと思いつつ、そのままにした。
犬舎のドッグフードを狙って、ネズミが巣くってしまっていたので、対策に良いと思ったからだ。
見つけたときは結構腹が膨れていたので、ネズミの子でも食べたのだろうと思ったのだった。
数日後には、案の定アオダイショウは犬の格好の遊び相手になって気息奄々だったが、犬の届かない高いところに移動させておいた。
次の日には、ネズミから逆襲されたと見えて、アオダイショウの頭部は骨になっていた。

犬舎は、移動してもネズミに追いかけられて、塩ビ系のバケツなどはボロボロに食い破られてしまう。
犬を飼育することは、ネズミ対策と追いかけっこなのである。
頭数も少なくなったので、犬舎は近くに移動させているが、数十頭飼育の時は山の中に犬舎を作っていて、近くの牛舎の成長促進剤入りの餌を食べた30cmもあるスーパーラットが出没して、えらい大変だった。
数種類のネズミと数十頭の犬たちが餌を取り合いして棲み分けしてしまうのである。
粘着テープとかネズミ捕りかごで十数匹も一日に捕ったことがあって、次の日にネズミたちに復讐されて、ドッグフードを入れているバケツがボロボロにされてしまった。
おそらく小型犬も噛まれたのがいただろうと思った。
当時も蛇作戦はやったことがあったが、いつの間にか蛇が見当たらなくなって自然消滅したのだったが、今回のことを踏まえるとネズミに食べられたのではなかっただろうか。

こういう経験をすると、蛇がネズミと敵対関係にあって、人の食糧倉庫に保管されたものを狙ってきたネズミと壮大な戦いをして神に祀り上げられたというのはよく理解できるのである。
そのような目で見ると、ヨーロッパだけではなくアジアの各地まで飼育されることの多い鳥類のフクロウ類も幸運をもたらすとされた理由が納得出来る。
彼らも猫のようにネズミを獲ったりしながら人と生活できるからだろう。

ネズミの天敵といえば忘れてならないのはネコだ。
しかし、不思議に蛇やフクロウなどのような幸運の神としてネコが遇されたというのはあまり聴かない。
せいぜいエジプトの壁画などに見られるだけだろうか。
もちろん、招き猫を忘れているわけではないが、存在が希薄に思える。
もっと詳しいやつにでも訊いてみたいものだといつも思うのだが、忘れてしまうのだ。

#日記広場:日記

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2011/05/23 22:20
山の中に犬舎を置いていた頃に、捨て猫があまりに多くて、カラスに子猫が食べられてしまうのは忍びないと、時々犬舎の前で餌をやったりしました。
もちろん野生になっているので、捕まえるなどは無理です。
たまに犬舎に紛れ込んでしまってデルにでられなくなり、ネズミにやられてしまうネコがいた事もあります。

ねずみ返しは良く考えられたものではありますが、実用的かどうかといえば、疑問が残ります。
排水の分厚い塩ビ管を食い破って入り込んでみましたし、金属の針金を裏返しにしたねずみ返しのすぐ脇の合板を食い破って、20坪の犬舎の屋根裏は鼠の糞でどうにも手を施しようがありませんでした。
アバター
2011/05/23 20:29
アオダイショウ、お気の毒でした・・・

ネズミの敵と言えば、猫を思い出すし、
犬に対しては怖がって、姿を見せることなどないと思っていましたが、そうでもないようですね。
小さいけれど、恐ろしい動物です。

ねずみ返し?でしたっけ?
考えた昔の人は、凄いと思います。






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