毎日のようにバゲットを焼いているので、
毎日のように家にバゲットがあるのです。

ある日　扶養家族ちゃんが袋の上からそーっとバゲットを触ってポツリと一言。

「武器」

最初は何の事か全然分からなかったんですけれど、
じわじわと遠い記憶がよみがえってきました。

来年から扶養家族ちゃんは『中学生』なので給食じゃなくって
毎日毎日、来る日も来る日も・・・お弁当生活になっちゃいます。
なので、

「日の丸弁当、食パン、おにぎり、フランスパンのロテーションで
お弁当持って行けばいいよねぇ。一応毎日違うし。
日の丸弁当、食パン、おにぎり、フランスパンと来て
日の丸弁当に戻る・・・・と。」

「え～。お腹すいちゃうし・・・・」

「大丈夫！一番大きな弁当箱にご飯詰めるから。
食パンは二斤、フランスパンは一本だ！」

「でも・・・扶養家族ちゃんは
固いパンをいっぱい食べるとアゴが痛くなっちゃうし～。」

「大丈夫だよ。フランスパンは切らないで
一本持って行くと武器になるんだよ。
不良にやられそうになってもフランスパンを振り回せば大丈夫！
パンの分だけリーチが長くなる！
固くて長いのだと威力倍増だよ！」

「わかった。じゃあ、なるべく長いのにしてね。」

わかったのか？・・・・・・とアホな会話をしたっけな～（笑）