Nicotto Town



「改」読書ノート/反逆者の月3上下


*・

読書ノート

「反逆者の月3 上下」 

著 デイビッド・ウェーバー

反逆者の月の完結編らしいです。

大体内容は前回2の時に書いちゃったのでw
今回書く事が余り無いんですが。

をい。


三作品、通して読んで思った感想。
本筋は凄く面白いんだけど…
この人…
恋愛描写苦手?
苦手なら書かなくてもいいんだけどwww
全員ちゃんと恋愛?するんですね。
だがしかし。
今ひとつ…描写が…。

トキメキとかが無い。

…気がする。


とはいえ、コレは翻訳モノなので…
実際どうなのかはよく判らんのですがwww

この訳者の人を疑ってるわけじゃないんですが…

ニュアンス的なものでそういう感情表現って、
変わるので…。

そして。
いや昔。
もう鬼籍に入られてる有名な映画監督が
訳した本を読んだんですが…その中に謎翻訳がありまして。。。

主人公は作家と、その息子なんですが…
その父親が離婚して別居中の子供と久し振りに再会して、
ひと夏を一緒に過ごす事になるのですが…

その時、自分の著作を息子に
「コレが私の最後の本だ」
と言って渡すんですね。
(訳によると)

読んでる方は、
おお?
お父さん。作家稼業から足を洗うのか?
これからどーやって
おまんま喰っていくんだ?
と、
かすかに心配。
かすかに期待。
しながらページを繰ると…
「私は今度こういう本を書く。。。」と、
最後の本じゃなかったの?

発言が。。。

だがしかし。
そのうち英語の授業でlastの意味に
「最後の…」以外に「最新の…」という意味がある事を習い、
なるほどっ!!!!!

お父さんは息子に自分の最新の著作をあげたんだな!!!!と。
理解。

それはそれで良いのですが…
ソレが解ると今度は、
翻訳家の人も編集者の人も気づけよ!!!!!

一体どんな事情で気付かなかったんだ?

いらぬ事を色々考えてみたりwww

って話がずれましたが、

翻訳家も編集者も人間。
そーいう失敗もある時ゃあるので、
ひょっとしたら、
この恋愛パート。
原作で読んだらまたニュアンス変わってくるかも?

等と思ってみたりしたのでした。

補足
読み返したら、
翻訳話の方が
反逆者の月3の説明よりも長かったw
というあまりのことに
補足。

今回の話は、第一巻で弾圧した
パラノイアのテロリスト首謀者アヌの残党と、
ソレを操り帝国を手に入れようとする
野望の地球人が企てた
皇帝一家の殲滅作戦の第一歩、
お年頃に達した後継者である皇太子と皇女を
事故に見せかけて殺害する。
という計画から、
辛くも脱出した皇太子と、その仲間達が
数年の時を経つつ、
無事、一万四千年前に生き別れた文明の欠片を抱く
地球の従兄弟の様な惑星にたどり着く事から始まる
成長と苦しみと…

という読んでいるとこれ、どーなっちゃうんだ?

お父さんやダハクと合流する事はもう無いのか?


ハラハラするスケールの作品でございました。




読後感
★★★★☆

*・
良太郎の星の数は、

星5…凄く面白かった+感動した。
星4…凄く面白かった
星3…面白かった
星2…面白かった気がする。
星1…時間つぶしになった。
星0…読むのに掛かった時間を取り戻したい。

あくまでも個人的な嗜好で決めてます。


アバター
2011/06/28 14:23
ミフォーリさん
コメントありがとうございます。
ワリと最初の方にある失敗なんですよ。
物語自体は感動的なものなんですが、
授業で「最新の…」という使い方が割りとポピュラーなものである、と知るまで、
ずーっと…気の変わりやすいお父さんなのかな?とか、
変わり者なのかな?とか
喉に小骨が引っかかったような思いで読んでいたのを思い出しますwww
アバター
2011/06/28 11:05
「最新の」が「最後の」(笑)
ちゃんと素読みすれば、編集者は気づきそうですけどね。
でも、編集部だけで読んでると先入観ですごいところに気づかなかったりするんですよねw
素読みだけの読者アルバイトを雇ったらいいのに!




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