読書ノート/奏者水滸伝 白の暗殺教団 今野敏
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/06/30 01:38:42
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読書ノート
「奏者水滸伝 白の暗殺教団」
著 今野敏
ジャズメンが超能力者で伝説の阿羅漢で、
世を乱す邪な輩と戦う。
ってどんな話~ッ?
って、今野さんをいまだご存知ない方はお思いでしょうが。
それらを見事にエキサイティングな物語として
織り上げるのが今野さんのすんばらしい手腕でございます。
良太郎♪、ジャズは好きです。
でも。
詳しくは無いです。
スイングしている曲が好きだとか、
奏者がどんどんアレンジしていくセッションは、
鳥肌が立つ程エキサイティングで大好きだとか、
好きか嫌いか聞かれれば、
答える事は出来ますが、
本当に詳しい人に、
専門的な話をされたら、
もう完全に生徒としてありがたく拝聴する
素人です。
んが。
そんな素人に四人の天才ジャズプレイヤーの
演奏を感じさせる筆力!!!
堪らないです!!!!
ジャズバンドの物語としても読みごたえがありそうなのに、
その上、その四人が其々超能力染みた力を持っていて、
謎の老僧に導かれるままに、
悪と戦う。って
なんていうんでしょ。
筋書きとしては下手に説明すると、
凄いパターンモノで詰まんないんじゃない?
と
思わせるものがあります。
其々力がある青年達のところに謎のお爺さんが現れて、
お前達は選ばれた戦士なのだー!!とか
言っちゃって、
悪霊とか宇宙人とかと戦っちゃう。
良くある筋書きです。
今更そんなん読みたないわー。
と
思ってしまうところなのですが・・・っ!!!
だがしかし、
人間は内臓骨格で見れば、
どの人も双子の様に良く似ているけれど、
街を行く人々の相貌は皆違う。
と言う様に、
たとえ、筋書きが同じでも、
ソコから生まれるものは
筆力によって違うのだ!!!と言う事を
ありありと感じさせる。
そういう物語です。
ちなみに、今回の「白の暗殺教団」は、
奏者水滸伝の3巻
1.2巻の事件で
四人に魅せられたアメリカ軍の情報将校が画策した所為で
本来ならば関らなくても済んだかも?
な
事件に巻き込まれる四人が
テロリストに利用されている三姉妹と戦うお話。
本を開く前に抱いていた期待通りの
エキサイティングな内容でした^^
読後感
★★★★☆
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良太郎の星の数は、
星5…凄く面白かった+感動した。
星4…凄く面白かった
星3…面白かった
星2…面白かった気がする。
星1…時間つぶしになった。
星0…読むのに掛かった時間を取り戻したい。
あくまでも個人的な嗜好で決めてます。
かなたさんにとっても面白ければよいのですが^^
どぎまぎどぎまぎ^^
図書館予約した本が、ついたようで、
今日、受け取りに行くつもりです。
読むのが楽しみです♪
読書ノートに感謝です。
こんばんは^^
良太郎♪の拙い読書ノートでも
今野さんの作品に興味を持っていただけるきっかけになれたのなら幸いですvvv
是非一度お試し下さいvvv
タイトルだけでも、面白そう・・と思ったのですが、
ブログ読み続けていたら、
さらに気になりましたっ。
図書館にあるかなー?と、これから調べに行くつもりです。
自宅の本も積んだままですが、
「面白そう」という誘惑に負けました。笑。