涼しくなる話
- カテゴリ:日記
- 2011/07/05 18:23:13
私の母は、毎年8月になると,子供を引き連れて名古屋の実家へ里帰りしていた。仕事を休めない父は置いてけぼり。家事になれない父は要領がわからず、一人と犬一匹の生活に豚肉をキロ単位で買ってしまうなど、さんざんだったらしいが。
子供は大きくなると,自分の友達と遊びたいので,本音はあまりうれしくない里帰りでもあった。でもつきあって行っていた。
なぜそんなに里帰りしたかったか聞いたのは、ずっと後のこと。子供の頃我が家は広島市内に住んでいたのだが、あの8月6日、原爆の日が嫌だったそうだ。
その日に市内にいると、地面から,たくさんの人が起き上がる気配がするのだという。あちこちで。
でもその気配は何年かしたらぱたりと無くなったそうで、里帰りも間遠になった。
義母は、被爆者なのですが、あの影は少し前に自分の動員先を訪ねてきた友人ではないかと言っています。もちろん行方不明なのですが、別れた時間と歩く速さから、ちょうどそのあたり。今年もまたあの日が近づいてきました・・・
そういうのってww
放課後に街を歩いてると みかけた