虚言少年
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/08/16 18:03:07
京極夏彦の「虚言少年」を読んだ。
京極作品にしては珍しく、400ページ超と短いほうだ。
時代は仮面ライダー初期の頃。
小学6年の健吾とその友達の話なのだが、
教室では、目立たぬごく普通の児童として過ごしている。
友人・京野は、今でいうマニアックなオタク。
誉は、女子にもてたいけど、すべって、ひかれる男。
健吾は、嘘つきである。
3人は、自分たちは馬鹿だと自覚し、
マニア向けなお笑いを好み、妙に理屈っぽい。
そんな3人が事件を起こしたり、解決したりの日常を描いた作品。
「どすこい」を初めとするおちゃらけ京極作品の中では、一番笑えたかな。
こんな小学生いるかよって感じで、笑えました。
気づかなかっただけで、クラスに1~2人くらいいたのかしら???
読書の時間、マジで作らないと。。。
小学生とは思えない、屁理屈、マニアックぶりですよ~。
ムッシューさんもそんな子供時代を送ってきたんですね。
さっそく読んでみます。