読書ノート/バチカン奇蹟調査官/藤木 稟
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/02/20 12:05:25
読書ノート
「バチカン奇蹟調査官」 1~3
著 藤木 稟 ふじき りん
一巻 黒の学院
二巻 サタンの裁き
三巻 闇の黄金
続けざまに借りて読んでみました。
藤木さんはデビュー作の
「陀吉尼の紡ぐ糸」
(だきにのつむぐいと)
以来かな?
えーっと。
角川ホラー文庫で、
怖いもの嫌いぃいいいいい!
な良太郎♪としては、
悩ましいものがあったのですが、
藤木さんの作品は、デビュー作といい、
毎回タイトルがとても宜しいです。
良いというか、良太郎♪的に
物凄く好みな内容を匂わせる
臭いがぷんぷん!!!
しかもっ!!!!
なんと表紙が
THORES柴本さん!!!
しかもバチカンネタ!!
とくれば、
悲嘆に暮れる吉田直さんの、トリニティブラッドシリーズ
…を思い出さずには居られない!!
という訳で、
借りてみました。
はい。図書館で。
いくら何でも怖い本は買えない。
書棚に置きたくない。
感想
面白かった気がします。
良太郎♪カソリック系の学校に通った事もあるので、
賛美歌とかちょっと懐かしかったしw
キリスト教の教派なんかも、
はいはい。と、
なんとなーく判るところもあったりで、
興味深かったです。
ただし、
現在キリスト教関係はノーサンキューなので、
へーほーふーんw
な所もありましたがwww
キリスト教の神父さんが主人公という訳で、
敵というか、
悪魔崇拝者が出てきます。
信仰に関する記述がどちらとも、
とても興味深かったです。
日本は八百万の神々のおわす国なもので、
新しい神様の一匹や二匹
貪欲に飲み込めちゃう柔軟な信仰心を持ってるもので、
なかなか理解しがたいところもあるのですが、
一神教で歴史を重ねてきた人々というのは、
こうなっちゃうのかもねぇ。
みたいなカンジで。。。
表紙絵作家さんが変わらない限り、
続編も読むとは思いますが、
買い集めはしないだろうなぁ。
読み返しもしないだろうなぁ。
と
いう読後感でございます。
★★☆☆☆
・*・*・*・*・*・
良太郎の星の数は、
星5…凄く面白かった+感動した。
星4…凄く面白かった
星3…面白かった
星2…面白かった気がする。
星1…時間つぶしになった。
星0…読むのに掛かった時間を取り戻したい。