Nicotto Town



読書ノート/バチカン奇蹟調査官/藤木 稟


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読書ノート

「バチカン奇蹟調査官」 1~3

 藤木 稟 ふじき りん

一巻 黒の学院
二巻 サタンの裁き
三巻 闇の黄金

続けざまに借りて読んでみました。

藤木さんはデビュー作の
「陀吉尼の紡ぐ糸」
(だきにのつむぐいと)

以来かな?


えーっと。
角川ホラー文庫で、
怖いもの嫌いぃいいいいい!
な良太郎♪としては、
悩ましいものがあったのですが、
藤木さんの作品は、デビュー作といい、
毎回タイトルがとても宜しいです。
良いというか、良太郎♪的に
物凄く好みな内容を匂わせる
臭いがぷんぷん!!!

しかもっ!!!!

なんと表紙が
THORES柴本さん!!!
しかもバチカンネタ!!

とくれば、

悲嘆に暮れる吉田直さんの、トリニティブラッドシリーズ
…を思い出さずには居られない!!

という訳で、

借りてみました。
はい。図書館で。
いくら何でも怖い本は買えない。
書棚に置きたくない。

感想

面白かった気がします。

良太郎♪カソリック系の学校に通った事もあるので、
賛美歌とかちょっと懐かしかったしw
キリスト教の教派なんかも、
はいはい。と、
なんとなーく判るところもあったりで、
興味深かったです。

ただし、
現在キリスト教関係はノーサンキューなので、
へーほーふーんw
な所もありましたがwww

キリスト教の神父さんが主人公という訳で、
敵というか、
悪魔崇拝者が出てきます。

信仰に関する記述がどちらとも、
とても興味深かったです。

日本は八百万の神々のおわす国なもので、
新しい神様の一匹や二匹
貪欲に飲み込めちゃう柔軟な信仰心を持ってるもので、
なかなか理解しがたいところもあるのですが、
一神教で歴史を重ねてきた人々というのは、
こうなっちゃうのかもねぇ。

みたいなカンジで。。。

表紙絵作家さんが変わらない限り、
続編も読むとは思いますが、
買い集めはしないだろうなぁ。
読み返しもしないだろうなぁ。

いう読後感でございます。


★★☆☆☆

*・

良太郎の星の数は、

星5…凄く面白かった+感動した。
星4…凄く面白かった
星3…面白かった
星2…面白かった気がする。
星1…時間つぶしになった。
星0…読むのに掛かった時間を取り戻したい。






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