Nicotto Town


雪うさぎが呟く


玉の緒よ絶えなば絶えね・・・

子供の頃、正月にはカルタ取りをした。百首ある中で、これは自分が取るんだと決めていたのがこれ。式子内親王の、忍ぶ恋の歌。

大きくなって、秘めた恋の相手は定家だったのではというような説を見て「あの歌詠みの気むずかしげなおっさんか・・・」と思った記憶が。

秘めた恋ではなくても、ずうっと長い間ストレスに晒されると、「もう死んだ方が良いかな・・・」と思ってしまうのが人間の弱さ。辛いなぁという思いは、古今東西身分の貴賤を問わず、誰にもある。むしろ恋ぐらいで「玉の緒よ」と詠めるのが、若さなのかもしれない。

妹は阿倍仲麻呂の「天の原ふりさけみれば春日なる・・・」を自分の札に決めていた。敗色が濃くなると、嫌がらせにその札を横取りして妹を泣かせたりしていた、悪い姉(^^)

兄も、何か決めていたのだろうが、いつもポーカーフェイスで表に出さないヤツだったので、彼の好きな札はわからない。

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2012/05/22 14:12
その光景見たい~!
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2012/05/21 18:17
 私も百人一首やってました!

相手と同じタイミングで取ってしまったとき、よく喧嘩になりました^^

 コメありがとうございました(●^o^●)

いいですね!傘www

実践してみようかなぁ~??
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2012/05/20 22:44
雅なご兄弟ですね。
人間模様まで分かれば、百人一首も奥が深いんですね~。



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