子熊を撫でる
- カテゴリ:日記
- 2012/05/21 06:50:37
コクマヲナデル、それはダンナの育ったあたりで使われる言葉。はじめて聞いたとき私は上記の漢字を頭に浮かべて「?」で一杯になった。そんなんもん、子供であっても怖くてさわれるものかーと思う(^^)
話の発端は、冬場の暖房から。小学校の頃ダンナの学校では、ダルマストーブを当番の児童が焚きつけることになっていた。燃料は石炭。直接火をつけられるようなものではない。
まず古新聞、それから細く割った薪、ふとめの薪と少しずつ火を大きく安定したものにしてそれからでないと、石炭を入れると火が消えるという情けないことになる。
山よりの地域だったダンナはその焚きつけに松の枯れ葉を使ったのだそうだ。広島は松が山に多く、地面に茶色の松葉が積もる。それをそうっと集めて使うと、油があって良く燃えるのだ。
その松葉を集める行為が「こくまをなでる」なのだ。では枯れ松葉を「こくま」というのかときくとそれは違うらしい・・・よくわからない言葉だ。
なるほどな感じがする
裏庭が杉林になってて、泊まりに行くと一緒に拾ったものでした。今でもその香りを思い出します。懐かしいです。
もう30年以上前の話です。