読書ノート/翼のある子供たち/J・パタースン
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/08/17 01:47:35
読書ノート
「翼のある子供たち」
著 ジェイムズ・パターソン
ものごっつい、
アメリカン・エンターテイメントなお話。
ハリウッド映画・・・いや、
24みたいな連続ドラマかな。
的なお話でした。
・・・・・
ご存知の方はいますかね、
あちらの連続ドラマで、
こっちでもシーズンワンは深夜放送でしてくれたんですが…
「ブリテンダー」
見ただけで、その道の権威になることが出来る天才青年が、
とある謎の研究所で造られるのですが、
彼は自由を求めて研究所を逃げ出し、
その有り余る才能で、
時には医者に、時には大学教授になりますし、
世界のどこかにいるかも知れない家族を求めて←この辺うろ覚え。
旅をする話で、
行った先々で、その才能で、
多くの人々を助けながら、
研究所の追っ手からも逃げながら・・・・という
アメリカンドラマの金字塔
「逃亡者」
的な側面もある話なんですが、
此処に出てくる
天才児を作りしだした
「謎の組織」
非人道的実験をする謎の組織ってのが、
あちらのドラマでは良く出てくる様なんですが、
ここでも出てきます。
新人類創造という
大義名分の名の下に、
不妊症治療の専門病院として
妊婦を集める病院が、
関る、
人体実験。
その研究途中で生まれた天才少女マックス。
外見11歳位の美少女である彼女には、
広げると9フィートにもなる、
純白と銀、そして青い飾り羽が散らばる
美しい翼があった。。。。
もちろん彼女も逃げ出す訳です。
非合法組織は、
実験体をいとも簡単に「眠らせる」と
称して処分してしまう事もあり、
安全と自由を求めて逃げ出し・・・・
というところから始まる物語です。
面白かった気がします。
ただ今、続編の
「翼のある者のさだめ」
を読んでいるところです。
続編を読もうと思うくらいには面白いです。
でもなんなんだろう。
なんか・・・爽快感がないんですね。
読後感に。
面白かった!!
という爽快感がない。
面白くなかった訳ではないのですが…
面白かった「気がする」というのが
一番正直な気持ちです。
二、三、原因はあれかな?と疑う事があるのですが、
続きは続編の「翼のある者のさだめ」で。
★★☆☆☆
・*・*・*・*・*・
良太郎の星の数は、
星5…凄く面白かった+感動した。
星4…凄く面白かった
星3…面白かった
星2…面白かった気がする。
星1…時間つぶしになった。
星0…読むのに掛かった時間を取り戻したい。
全ての感想はあくまでも個人的な感想であり、
それが、該当作品の価値を左右するものではありません。