ひる
- カテゴリ:日記
- 2013/01/11 11:29:59
メダカの水槽の水面近く、赤茶色のひるがいた。あまりかわいいやつではないし、増えて欲しくはないから、ピンセットでつまんで除去。「ごめんね」と紙にくるんでゴミ箱へ。
そういえば、私の母は、ゴキブリや毛虫などを捨てるとき「もっと良い物に生まれておいで」と言っていたっけとふと思い出した。
輪廻転生。ゴキブリも毛虫も、人間都合で悪いもの扱いされるだけで、それ本来のいきかたをしただけ。その命を奪われるのだから、もっと良い物に生まれる権利ができるのかなぁ。
でも、ゴキブリや毛虫も、生き延びて子孫を残すやつがいる。彼らより高等な生物、たとえば犬や猫だって、人間だって、幸せに生きて死ぬやつと、不幸にも殺されるやつがいる。
そう考えると、「もっと良い物」に生まれる必要などは無いのだろう。ゴキブリはゴキブリのまま、毛虫は毛虫のまま、その生を全うできればそれで良いのだ。
「もうちょっと広い池とかに、もっとすばやく逃げられる個体で生まれておいで」たぶんこれが正解だな。
大正解~
私も苦手な生き物たちには、私の見えないところで生きててねって思います。