Nicotto Town



読書中ノート/危険なカリブ海クルーズ


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読書ノート

「危険なカリブ海クルーズ」
 
 J・へラー

図書館の本です。

本文517ページ中200ページ目まで読み終えて…

…借りなきゃよかった。と後悔中www

其々の事情で離婚した仲良しブロンド三人組が、
マイアミからカリブ海クルーズの旅に出た。
だが、船内からニューヨークの上司に電話した
「私」エレインは電話の混線で秘密の会話を帰してしまう。
元亭主に別れた妻の殺害を依頼された殺し屋が船内に居るのだ!
しかし、その女性が魅力的だったので、殺しをためらっているらしい?
標的は元亭主とのトラブルを其々抱えている自分達の中の誰か?

言い寄る男全てが怪しく思えてきて・・・

濃いあり、サスペンスあり、思い切り楽しいユーモア客船ミステリー!

以上が背表紙の紹介プラス蛇足なのですが。

ちょー個人的にものすごっくダメ!!!
これ。
面白いのかなー?
他の人には面白いのかなー?

とにかく、「私」がウザイ。
同属嫌悪?
良太郎♪にとって同属嫌悪だから「私」が堪えられないのか?

仲良し三人組と言っておきながら、
他の二人の事を自主性が無い上に、
見た目に気を使わないだの、
男を見る目がないだの、
男に飢えてるの丸出しでみっともないだの、
批判しまくりの彼女は、
自分の事は一切反省しない。

自分の離婚原因は全て、
男性に対する不信感を自分に植え付けた
女と逃げた父親にあり、
自分の亭主が浮気したのも、
男性という生き物の低俗な習性であり、
彼を愛していなかったのにも関らず寂しさに負けて
結婚した点のみが、
自分の反省点である。

「私」は、
美人では無いかもしれないけど、
見た目に構わない他の二人と違って、
自分の魅力を引き出す技を身に着けているから、
センスの良い服を着ているし、
仕事も、専業主婦で五人も子供を抱えていたり、
園芸店で一日中堆肥に身を沈めている他の二人とは違って、
ホワイトカラーの
キャリアウーマンとして成功している上に、
そんな事を鼻にもかけずに、
友達の子供を可愛がってすらいるのよ!

という自慢話?
から始まるんですけどもー。。。

まぁ。
別に。主人公が神様の様な善人である必要はないしー。
どこかダメな部分がある方が親近感が沸くというのもあるとは思うのですが。

何かにつけて
他の二人と違って「私」は!
方式の話で出てくる「私」の
生活を追うのが物凄くメンドクサイ。

主人公が
「退屈に決まっているから行きたくないのに、他の二人がどうしても行く。
というからしょうがなく付き合うことにしたカリブ海クルーズ」

ディナーで
興味も無い他人の話を聞かされる苦痛。
について語ってるくだりがあるんですが、

まーーさーーーに!

これが耳で聞く話なら聞き流すし、
トーク番組のビデオなら早送りする様な内容を
延々と読まされるこの苦痛!

「私」は他の二人と違ってスマートで健康的な体を維持する為に、
卵黄だのクリームだのは絶対に食べない!!!

だから船上のビュッフェで
マヨネーズを使ったサラダなんか要らないし、
固くてパサパサのハンバーグステーキも食べたくないし、
あれもこれも欲しくないから、
ソルト・クラッカーの小袋をお皿に山盛りにしてテーブルに着いて、
オロカな友達がマヨネーズに汚染されたサラダを
食べているのを見ている。

スポーツなんて馬鹿がする事だけど、
走る事は素晴らしい事だから、
私は毎日四マイル走るの!

船旅で知り合ったばかりの男に船室の番号を教えるなんて
馬鹿じゃないの?
せいぜい痛い目に会わされるがいいわ。

冷たく友達を見下していたら、
自分の好みの男が現れて、
前言は忘却の彼方で
涎をたらしながら喰いつく…

とかいうの・・・・・・・
物凄くどーでも良いんですがぁああああ!!!!


「踊る大捜査線」で
「レインボーブリッヂ封鎖出来ませんーーーッ!!」
ッて映画があるじゃないですか。

アレで、
映画の前半、
野心に燃える女性管理官が
室井さんや青島君をいじめまくる
見ていてフラストレーションが堪る
ところがあるのですが、

イライラするんですけど、
アレがあるからこそ、
捜査の主導権を室井さんが握ってからの
全体の動きに爽快感があるんですよね。

だから。

ひょっとしたら残り三百ページ余りで、
すかっと面白くなるのかもしれないんですが…

うーん。。。

とりあえず他の本を手にする事にしました。
残りは今回借りた他の本を読み終えた後に、
読むものが無かったら…
読んでみようかな。。。





☆☆☆☆☆



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