ニコッとタウンのサークルの皆様専用の掲示板です。

ステプの旅大好き♥
日本が好きです

サークルの方は、こちらへよろしくお願いします。



時々、変なことをします。
食いしん坊で、何でも口に入れてみようと言うあさましさが…ポリポリ


今まで作ったもので美味しかったもののひとつは、牛のレバーの薫製でした。
これは、とても時間がかかります。

まず、新鮮な牛のレバーを手に入れたら、最初は３日ほど塩蔵します。
塩はタップリとまぶします。
軽く血抜きもしてから塩に寝せるのですが、塩でも水分や臭みを吸い取ってくれるので、この辺はいい加減。
あまり気にする必要はありません。

３日目あたりになったら、付け汁（ピックル液）を作ります。
香味野菜－－セロリ、にんじん、タマネギ、ニンニク、赤唐辛子などなどをたっぷりの湯で煮出します。
香味野菜はお好みで、緑黄野菜なども案外いけます。
これをとろとろと３時間以上をかけて、うまみ成分をすっかり取り出すつもりでやるのが理想です。

このピックル液は、いろいろなものの下地にも利用できるので、一回作り方を覚えておくと、家庭でもプロっぽい料理がいつでも作れます。


塩蔵した牛レバーをさらし水。
塩っぽくならないようにするには４時間も５時間も水を流しっぱなしにして塩抜きをします。

塩抜きがすんだら、さましたピックル液の半分を使って牛レバーをつけ込みます。
専門家は冷蔵庫で１週間以上もつけ込むようですが、３～５日で残った半分のピックル液が腐らないように一日一度は火にかけておいて、それでゆであげます。

中火とろとろ、待ちかねて味見などはしないようにしましょう。
私のようにメタボの元になります。

２時間くらいで煮上げてから、味を見ます。
塩気が足りなくなっていたら、もう一度塩を足して３０分くらい煮直しましょう。
ゆっくりさまして、冷蔵庫へ。

レバー薫はあまり保存が利きません。
１～２週間でお召し上がりください。

でもねぇ。
ものすごく上質のバターのようにとろりとした最高のお味を楽しめますよ。
レバーペーストのようにパンに塗るくらいまで柔らかい、最高の贅沢を試してみませんか？