Nicotto Town



読書ノート/闇の虹水晶/乾石智子


*・



読書ノート

「闇の虹水晶」

 
 乾石 智子


うーむ。。。
なんというか。
面白かった様な気はするのですが…。

喉の奥に肴の小骨が刺さってる様な…

人の心の闇に関る物語で、
とても面白いアプローチでしたし…

主人公の特殊能力もオリジナリティに溢れて面白かったですし、
魂を焦がす様な憎しみを超えて歩き出す強さ。
というコレまでの作品にも共通したテーマも
ココでも強く訴えられていて…良かったんですけど…


これ、三冊位に分けて書いていただけたら
良かったんじゃないかなー。と
言う気がしてます。

後、多作な方なのかも知れないですけど、
シッカリした世界観を構築なさる方であるのにも
関らず、執筆スピードが早い気が…。

不況二十年。出版不況の深刻さも刻々と…な今日この頃。

波に乗っている作家さんだけに
編集部もご本人もこの波にのってガンガン行きたい。
のだろうな。。。と
推察はするのですが・・・・・・・・。

なんかもうひと練り出来たんじゃないかなぁ?
という腑に落ちなさというかが、
読書中、何時の間にやら脳裏に居座る
読み心地が今ひとつ宜しくなかったデス。


★★☆☆☆

*・

良太郎の星の数は、

星5…凄く面白かった+感動した。
星4…凄く面白かった(読み返したい)
星3…面白かった
星2…面白かった気がする。
星1…時間つぶしになった。
星0…読むのに掛かった時間を取り戻したい。


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それが、該当作品の価値を左右するものではありません。





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