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読書ノート/お休みラフマニノフ/中山七里




読書ノート

「 お休みラフマニノフ  」
 
中山 七里  著



面白かった!!!

面白かったです!

今まで読んだ全ての作品に言える事なのですが、
トリック的なものは…まぁ、うん。
その。

ありふれているというか。
想像が付くというか。

でも。
この方の作品を読んでいると、ミステリというモノも
一つの文学なのだ。と
思わせるものがあります。
それは、計算されつくした数式的なトリックではなく、
血の通った人間が起こす事件である。
だからこそのドラマであり、
だからこそ、解きたくなる。
そんなミステリに対する根本的な喜びを再確認できる。
そんな作品でした。
(数学的パズル的トリックはトリックでそのよさがあるとは思ってます。)

そして、トリック的なものの向こうに現れる、
人間の生々しい駆け引き。
計画。

人の持つ厭らしさと人の持つ暖かさを
時に抉り出し、時にそっと引き出して
見せてくださる。

そんなカンジ・・・・。

面白かったです。
次回作にも期待!!!!

てゆーか、今出ている本全部読みたいぞーーー!!!!!!


★★★★★






良太郎の星の数は、

星5…凄く面白かった+感動した。
星4…凄く面白かった
星3…面白かった
星2…面白かった気がする。
星1…時間つぶしになった。
星0…読むのに掛かった時間を取り戻したい。

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それが、該当作品の価値を左右するものではありません。





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