レミニセンス
- カテゴリ:人生
- 2013/08/14 19:30:13
レミニセンスとは、ある程度時間が経ってからの方が、記憶が蘇ることをいいます。
例えば、夏休みにバーベキュー等に行って、皆んなと楽しく時間を過ごしたとします。
そんな中、仲間と数分前に話したことなどを急に思い出したりすることがあります。
また家に帰って、寝床についた時などに、ゆっくりとその日のバーベキューの事を思い出し、友達との会話等を思い出すこともあります。
その時は、なにげなく過ぎて行く時間でも、後で想い起こした方が、しっかりと記憶が想起することをレミニセンスといいます。
レミニセンスには、ワードナホブランド効果と、パラードウィリアムズ効果の2種類があります。
ワードナホブランド効果は、何となく思い出すといった感じで、数10分以内に頭の中に浮かんできますが、その記憶は特に意味もない記憶が出てきます。
パラードウィリアムズ効果は、意味を持った内容の記憶が蘇り、数日中の間に、この現象が起こります。
例えば、何気なく友人と会話をしていた言葉の中に、無意識の自分では、気が付かなった言葉などが隠されていた場合、パラードウィリアムズ効果によって、鮮明に記憶が蘇っているのかもしれません。
ちょっとしたコメントの文字の中などにみつけ、それが、きっかけとなり思い出すことが多いのです。
>パラードウィリアムズ効果は、意味を持った内容の記憶が蘇り、数日中の間に、この現象が起こります。
どうして、こうしたことが起こるのか、不思議ですね。
記憶というのは不思議ですね。「わたしを話さないで」という小説と映画があるのですが
作家のカズオ・イシグロさんは、人間の記憶をテーマに本を書かれることが多いのです。
もしかしたら、また、ご存知だったりして?