死が近づくと
- カテゴリ:日記
- 2013/08/18 11:52:01
自分の寿命がそろそろ尽きると思うと、物欲はなくなるのだろうか。死んでしまえば、あの世に持っていけるものはないから、気前よくなんでも人にあげてしまいそうにも思う。
だけど、「死が近づくと人はけちになる」、というのが母の持論だった。たまたま父を含め、母の周りがそうだったらしい。自分は死んでいくのに、のうのうと生きながらえるヤツにこれ以上いい思いはさせないぞ、という意地悪な気持ちが生まれるのかな?
それとも、「手放す」ということに無類の寂しさを無意識に感じるのかな?どっちだろう。
そんなことをふっと思い出したのは、妹が「最近**さん(義弟の名)がすごくけちになって・・・」とぼやくからなのだ。**さんは心臓発作で倒れ、たまたま医療設備の整ったところにいたという、まさに九死に一生を得た人なのだけど。
たぶん、かなりの医療費を支払って貧乏になった実感があるからだろうな、一応元気なんだし。おやつを私が一人で食べてしまっても気にしないダンナは、持病はあるがまだまだ大丈夫だな(^^)
死ぬ前には綺麗に処分しておきたいです。もし価値のあるものなら、子どもたちが好きに処分すればいいけど、自分の個人的なものは全部処分しておきたいです。死んでから恥をかくのは嫌だもの。
それで、寿命がわかるのも怖いよね。
義母はあの歳で、13万もするピアス買ったり、
お金なんて、残すもんか〜ていう思いが伝わってきます。私も、だから自分のお金は使っちゃったほうがいいよと言ってあげます。
別にあてにしてないし、お金あるかないかもわからないし。しばらくいい関係だと思っていたのに、最近なんとなく、意地悪な感じがしてるから電話もあまりしないの。義母とは上手く行ってますか?
一緒に住んでないからいいけど。