Nicotto Town


心理カウンセラー


【視野狭窄】

視野狭窄とは、周りが見えなくなってしまう、と言った場面で使われます。


心理学でいう「視野狭窄」とは、限られた情報だけを過度に集中してしまった心理状態を示します。


例えば「ストーカー行為」を行っている者などに視野狭窄が見られます。


視野狭窄の特徴は、冷静に他者からの情報や状況を受け入れることができなくなった状況を言います。


冷静に周りからの情報や状況を判断し、吟味できる場合は、視野狭窄とは言いません。


この視野狭窄は、簡単に誰もが落ちいってしまう特徴を持っています。


例えば、ネットの世界で一日の大半を過ごして居る方など、ネットの世界が、現実の社会とかなりリンクしてしまう部分も出てくると思います。


ネットの中で、多くの否定的な言葉を言われたり、否定的な会話を聞き続けると、現実の社会に出ても、人に対する疑心暗鬼が生まれる事があります。


一つの情報を過度に信頼し、それをもとに思考と行動をしてしまうといった状態です。


私自身も含め、人は、思い込みの激しい生き物ですが、それが良い方向に出る事もあれば、自分の生き辛さにつながっている事も多くあります。


普段の生活で、生き辛さを感じた時、自分が考えている情報や状況を一度、何かに書き表し、その内容の根拠や信憑性・原因等について考えてみる事も方法の一つだと思います。


この時、可能であるならば、友人や信頼できる人と一緒に、この作業を行うと何か発見があるかもしれません。




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