Nicotto Town


心理カウンセラー


【電気痙攣療法】

うつ病の治療方法には色々なものがあります。


薬物療法はもちろんのこと様々なものが存在します。


その中に「電気痙攣療法」と言う治療方法があります。


この方法は、簡単に言うと、頭部に電気刺激を与える事により鬱病、その他の精神疾患の改善に効果を表します。


治療は手術室で行われ、絶食が必要になります。


また頭部に電気を加えるため麻酔も行われます。


最近では、研究も進んでおり、この治療によるリスクもかなり軽減されてきました。


しかし、副作用が全くないわけではありません。


また、施術中の状態を見ると、やはりインパクトの強いイメージは拭い去れません。


興味のある方は、一度、動画サイトなどで是非、ご覧いただければ、どのような治療方法かおわかりいただけると思います。


この治療方法は70年という歴史がありますが、なぜ有効であるか、明確な事がまだわかっていません。


適応症として精神薬の副作用が激しい方、または精神薬を何らかの理由で使えない方、薬物療法が効かない方などに用いる事があります。


この方法は病態に対し、非常に顕著な改善が見られる事も確かですが、やはり推奨しない精神科医も多くいます。


施術中の患者さんは、痙攣を起こすなどの状態が起こります。


無痙攣療法というのもありますが、やはり痙攣は多少なりとも起こるそうです。


電気痙攣療法は、治療中の見た目もさることながら、インパクトの強い治療方法ですが、「経頭蓋磁気刺激法」と言う電気痙攣療法と同じような効果が期待できる治療方法もあります。


これは頭部に直接電気を流すという方法ではなく、電磁石によって生み出された磁場を利用します。


この方法ですと電気痙攣療法のような怖いイメージもなく、痛みもないそうです。


私個人の意見ですが、電気痙攣療法はあまりお勧めできませんが、経頭蓋磁気刺激法なら試してみる価値はあるかもしれません。




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